大府市｜屋根（和瓦）の点検依頼を受けました
更新日：2023年5月23日
大府市にお住いのお客様から、屋根の点検依頼がありました。
築20年のお宅で、以前に1度雨漏りされているようですが、直した後、見てもらっていなかったので、心配になり、連絡をくれたそうです。
いぶし瓦を使用しており、純和風の立派な家でした。
2階の屋根は切妻で、1階は、一部入母屋の寄棟の形状の屋根になります。
かなり重厚感のある屋根ですね。
最近こういった感じの家が減ってきましたので、逆に新鮮な感じがしました。
年数の割には、瓦自体はしっかりしており、大きなズレや浮きなどはありませんでした。
漆喰の状態も問題ありません。
こちらは、1階の屋根で壁際の部分になります。
ここの漆喰もしっかりしていますので、問題ありません。
谷の板金も、通常ですと当時はトタンを使用していることが多いですが、こちらでは、銅板を使用しています。
こういった、目に付きにくい部分にも良い材料を使っていますので、職人の腕、質の良さが伝わってきます。
こちらは、以前に雨漏りした部屋の上にあたるところになります。
瓦が1枚割れており、コーキングにて補修してありました。
貴0キングの状態も確認しましたが、多少汚れているくらいで、しっかりしていました。
ここも、割れた瓦を補修したところです。
こちらの方が、コーキングが劣化し始めていますので、
1～2年様子を見ながら、コーキングの打ち直しか、瓦の差し替えをした方が良いかと思います。
どちらも漆喰のすぐ下の瓦になりますので、差し替えが簡単には出来ません。
他の瓦の状態が良いので、コーキングでの補修で様子を見るのも一つかと思います。
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