岸和田市で一階の掃き出し窓の横から雨漏りが発生！水かけ試験を行いました！
更新日：2025年10月1日
その時（約4年前）は、雨漏りしている掃き出し窓の周りとその上にある庇の周りにコーキングを充填して止まったのですが、最近になってまた水が染み込んできているとのことでした。
二階など、屋根の真下にあるお部屋での雨漏りの場合、屋根に原因があることがほとんどですが、一階での雨漏りは原因を判別するのが難しいので、怪しい部分に水をかけて調査することになりました。
建物内部に浸入した雨水は梁や柱、壁や配線などを伝い様々な経路を通って下に下に流れていきます。ですので、思いもよらない箇所から浸入し、離れた一階部分で出てくることもあります。
大雨の時、掃き出し窓の横の柱の際が濡れるとのことで、雨染みが残っていました。
天井や壁に雨染みが出てくると心配になりますね。
（壁の穴はもともと破損していたので雨漏りとは関係ありません）
高圧洗浄機（水圧で外壁などの汚れを落とす機械）を使用して高い位置から順にひび割れなど怪しい部分に水をかけてきます。この時、強い水圧をかけてしまうと少なからず内部に水が浸入することがありますので、水圧を調整して水をかけます。
先ほどお伝えしましたが、雨水は色んな経路を通って下に下に流れますので出てくるまでに時間がかかることがあります。ですので、しばらく同じ個所に水をかけ続けます。
こういった出窓部分からの雨漏りの事例も多いので大雨の時などチェックしてみるといいでしょう。
次は出窓の下に水をかけています。
しばらく時間を置きましたが部屋内には水が出てきません。
ここは外壁の目地や掃き出し窓の取り合い、大きなひび割れなど、雨漏りの原因として疑わしい要素があります。
水かけ試験では、雨漏りを必ず再現できるわけではありません。
特に、台風や風を伴う豪雨のときにしか雨漏りしないケースは、普通に水をかけるだけでは出ない場合があります。
水の向きを変えながら試験を行いますが、雨漏りした時の状況と合致しないと水が出ないことがありますのでご了承下さい。
今回は、掃き出し窓の上の外壁に水をかけると出てきたので、分かりやすい事例となりました。
水かけ試験で壁に水をかけて水が出てきましたが、雨漏りは色んな原因が考えられますので、原因の可能性がある箇所をひとつひとつ補修して雨漏りが止まれば完了となります。
もしあなたも、お部屋の雨染みなどで気になることがございましたら街の屋根やさん岸和田店までお気軽にご相談くださいね。
次は雨漏り修理の様子をご紹介します。
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