古い波板の撤去完了！

今回も広島市西区で、2階のベランダに設置してある、テラス屋根の波板張り替え工事の現場からレポートさせていただきます。

台風で飛ばされてしまった波板の張り替え作業です。

古い波板を撤去し新しい波板を貼っていく作業に入っていくのですが、フレームのみになった状況です。

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フレーム清掃！

新しい波板を張る前にフレームの清掃を行います。

古い波板を撤去した後のフレームは結構汚れが溜まっています。

フレームには、長年使ってきた影響で砂埃や汚れが溜まりコケが生えていました。

まずは、新しい波板を貼る前に綺麗な状態にフレームを戻してあげなければなりません。

そのまま張ることもできますが、弊社では張り替える場合にできる清掃作業は怠らずにやっていきます。

どうせ張り替えるなら、綺麗なフレームにして張るべきですよね。

当たり前の作業ですが、このような作業を怠る業者も中には存在するので注意しましょう。

画像でも確認できますが、このような細いフレームでも長い年月が経てば砂埃が蓄積し、そこに雨水が染み込むことでコケが生えてくるのです。

雨樋などによく見られる現象で、この機会に綺麗に掃除しておかないとひどくなれば雑草が生えてくる可能性もあります。

フレームの清掃が仕上がったので、新しい波板を設置していきましょう。

1枚1枚丁寧に端から順に張り上げていきます。

固定する金具も新しくなるので、サビや汚れもなく綺麗です。

ここで波板の貼り方について解説しましょう。

フレームの形状や製品によっても違いはありますが、一般的な波板の貼り方の基準を紹介します。

波板は重ねて貼っていくわけですが、屋根の勾配によって重ね代のサイズが違ってきます。

流れ方向の重ね代は、2.5寸勾配の場合は180mm重ねて、3寸勾配なら150mm、4寸勾配なら120mm、5寸勾配なら100mm重ねていきます。

幅方向の重ね代は、2.5山以上で固定していきます。

固定は通常5山おきごとに取り付けるのが良いとされています。

一般的には、このような基準をもとに張り替え作業を進めていくわけです。

そろそろ波板の張り替えをお考えの方や、かなり古くなった波板を使用されている方は、一度張り替え時期に来ているかの点検をおすすめします。

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