街の屋根やさん神戸西店の上橋です。　　　　　　　　　　　※2023年4月20日更新

本日、ご紹介する施工事例は三木市で行った「カラーベスト屋根へのカバー工法」になります(^^)/

カラーベスト屋根はスレート屋根の一種で、多くのお家の屋根に使用されていますよね。

カラーベスト屋根へのメンテナンス方法として「塗装」が一般的ではありますが、塗装したのに数年後に雨漏りした！なんて、ご経験はないですか？

塗装メンテナンスはカラーベスト屋根の撥水機能を向上させるためのメンテナンス方法であり、雨漏り対策にはなりません。

そんな皆さんにお勧めのメンテナンス方法が「カバー工法」になっておりますので、ご紹介していきましょう！！

三木市で、10年前に塗装したカラーベスト屋根を点検！！

コチラが、三木市でカラーベスト屋根へカバー工法行った現場になります(^^)/

10年前に塗装メンテナンスを行っているという事で、表面上はそこまで劣化している様には見えませんね。

建物構造は2階建て木造住宅で、現在雨漏りはしておりませんが屋根のメンテナンスを行うために、全面的なカバー工法を行っていきます！！

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この現場の屋根の形状は「寄棟」で1か所「谷」が設けられており、屋根には換気塔が一つ取り付けられていました。

谷や換気塔は雨漏りの原因となることが多い為、早めの点検を行うことがポイントですよ(^^)/

カラーベスト屋根に塗装メンテナンスを行ってから10年、各所にどのような劣化が発生しているか見ていきましょう！！

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コチラは、カラーベスト屋根の一番高い部分に設けられている「棟板金」ですね。

屋根と屋根の接合部分から雨の侵入を防ぐための仕上げ材ですが、カラーベスト屋根から浮いているのがお判りでしょうか？

棟板金は台風などの強風で最も飛散することが多い部材で、台風シーズンになると棟板金に関するお問合せが多く寄せられます。

棟板金のみを交換するメンテナンス方法もありますので、気になる方はご相談くださいね(^^)/

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カラーベスト屋根の各所には、棟板金を始めとする板金材が多く使用されています。

錆に強い板金材ですが、経年劣化には勝てずこのような錆が発生してしまうんですよね、、、

錆は放置していると穴が開いてしまいますので、初期段階の場合は塗装を行い、ひどい場合は交換を行うメンテナンスが必要です！

これは、10年前に塗装メンテナンスを行った塗料の色あせですね、、、

屋根塗装は外壁塗装と違い耐久年数が短いです(>_<)

10年持てばいいほうと言われておりますので、過去にカラーベスト屋根への塗装メンテナンスを行った方は何年経過しているか把握しておく必要がありますよ！！

屋根のメンテナンスで大事なのは「防水シート」

それでは、三木市での屋根カバー工法を行っていきましょう(^^)/

まずは、屋根工事で最も重要な「防水シート」を貼っていきます！！

防水シートは屋根の下に敷かれているもので、屋根材のすき間から侵入してきた雨水をシャットダウンしてくれる役割があります。

しかし、防水シートにも耐久年数があり25~30年くらいで破れなどが発生してくるため、カバー工法を行う際は新しい防水シートを上から被せてあげます。

この様な形で、既存のカラーベスト屋根が見えなくなるように防水シートを貼っていきます(^^)/

これで、既存の防水シートと新しい防水シートで2重の防水になりますので安心ですよね！！

カバー工法などで使用する防水シートには、複数の種類がありますので、現場の状況やお客様のご要望に合わせて使い分けております。

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カバー工法にお勧めの屋根材「IG工業スーパーガルテクト」

カバー工法で新しく葺く屋根材をご紹介しましょう(^^)/

三木市でのカバー工法で使用した屋根材は「IG工業スーパーガルテクト・フッ素」になります。

この屋根材は良くご紹介しているものになりますが、フッ素グレードになっておりますので、通常のスーパーガルテクトよりも表面の塗膜が長持ちするんですよ！！

カバー工法で使用したIG工業スーパーガルテクトの特徴をまとめてみました(^^)/

・屋根材の重量がカラーベスト屋根の4分の1
・材質がガルバリウム鋼板であることから錆に強くひび割れることがない
・屋根材と断熱材が一体になっており断熱効果が大幅に高まる
・屋根材と屋根材を引っ掛ける工法により台風で飛散しにくい

既存のカラーベスト屋根に比べると大幅に進化したお勧めの屋根材ですね！！

カバー工法で使用したIG工業スーパーガルテクトの各部収まり

カバー工法で使用したIG工業スーパーガルテクトの収まりを見ていきましょう(^^)/

これは「谷」の部分の収まりですが、切断小口を隠すようなキャップを取り付けて収めていきます。

材質は同じくガルバリウム鋼板で表面はフッ素加工されているものになりますよ！！

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コチラは、「棟」の収まりになりますね(^^)/

下地となる棟木を取りつけたのちに、屋根材と同質の棟板金を取り付けていきます。

この棟板金の固定方法ですが、釘ではなくビスを使用して固定していきますので台風が来ても飛散するリスクは少なくなりますよ！！

換気塔の廻りは「雨押え」と呼ばれる板金材が取り付けられます。

雨漏りしやすい部分になりますので、しっかりとコーキング材を使用しながら作業していくことがポイントですね(^^)/

下屋根などをカバー工法する場合は、外壁と取り合う部分が出てきます。

そこにも「雨押え板金」が必要になりますよ(^^)/

IG工業スーパーガルテクトは「ブラック・ブラウン・チャコール・モスグリーン・ブルー」の5色展開ですので、お家の雰囲気や好みに合わせて選んでいただくことができます。

フッ素グレードは「ブラック・ブラウン」の2色展開です。

色によっての価格変動はありません。

カラーベスト屋根へのカバー工法にかかる費用は？！

今回、三木市で行った屋根カバー工法の内訳をみていきましょう(=^・^=)

２階建て木造住宅のスレート屋根の施工面積は１００㎡と広範囲でした！！

カラーベスト屋根へのメンテナンス方法として、意外と昔からあるカバー工法ですが認知度はまだまだ低いようですね。

雨漏りのリスクを回避し、葺き替え工事同等の美観性と耐久性を手にすることが出来る最善のメンテナンス方法ですので、ご興味ある方は是非一度ご相談くださいね(^^)/

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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