
熊本市南区で新築の屋根工事を行いました。嵌合立平葺きの屋根材を使用します。
更新日:2018年3月4日
今回は熊本市南区で新築の屋根工事を行いました。使用した屋根材は嵌合立平葺き(かんごうたてひらふき)の板金屋根です。嵌合とは、板金の立ち上がりを嵌め(はめ)合わせて、施工を行うという意味です。以前のブログで紹介した東区の新築の屋根工事の際にも同じ屋根材を使用しました。

<施工前の写真>
新築では棟上げの際にルーフィングまで張ってしまいます。理由は木材を雨ざらしにするのを防ぐ為です。棟上げが終わればすぐに屋根の職人さんが入れるというわけではなく、天候や職人さんのスケジュールに左右されるので、必ず棟上げ後、その日のうちにルーフィングを張ります。

<ケラバの写真>
ルーフィングの上に墨出しを行ったら始めにケラバや軒先の板金を取り付けていきます。ちなみに墨出しとは、真っ直ぐ均等に屋根材を施工できるようにあらかじめつけておく目安のようなもので、墨つぼという道具を使用します。

<施工中の写真>
ケラバや軒先の板金を取り付けたら屋根を葺き始めます。今回は屋根の流れが約10mあったので板金屋根自体も約10mという長尺でした。このような長尺の板金を手上げで屋根に上げようとすると途中でたわみ、折れ曲がってしまう可能性があるため、棟上げの段階でクレーンで屋根に上げておいてもらいました。

屋根の施工も無事終わり、新築の工事自体も順調に進んでいます。天候に恵まれているうちに屋根工事を終えることができたので一安心です。
工務:有田
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