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水戸市の縦葺き銅板屋根でケラバ水切り板金が破損!修理の御依頼
更新日:2022年5月22日
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、縦葺きの銅板屋根(たてぶき どうばんやね)にまつわる無料調査をお届けします。
「銅板屋根」は、寺社やお城でよく使われていおり、例えば、大阪城の屋根が青緑色で美しいのは、銅板を使っているからなんです。
もちろん、一般の住宅にも多く採用されています(屋根全面が銅板・部分的に銅板を使用など)
銅板屋根が、風でバタバタうるさいとご相談をいただき、早速無料調査にお伺いしました。
調査にお伺いしたお住まいは、築40年です。
依頼主様は、一度知り合いの職人さんに見てもらったが、要領を得なかったとお困りでした。
そこで、街の屋根やさん水戸店にご相談をいただいたしだいですm(_ _)m
屋根の目的部分に行きつくまでの敷地が少し狭く、「脚立を掛けられるか?」と考えながら、調査をスタートしました。
調査の様子をお話しする前に、ここで銅板屋根について、少し解説しますね。
一般住宅で金属屋根といえば、ガルバリウムやトタンが主流ですが、以前は銅板も普通に使用されていました。
銅板は、緑青(ろくしょう)という酸化皮膜を作ることから、耐久性の高さが評価されています。寿命は、トタンが10〜20年、ガルバリウムが20〜30年に対し、銅板屋根は50年以上と非常に長いことが特徴です。
金属系の屋根材は、耐久性に匹敵して価格も比例して上がりますが、昨今は特に金属が高騰しています。
神社仏閣や旧家以外の住宅で、銅板のご依頼を頂く事は今は稀になりました。
屋根は、銅板の縦葺き屋根で、俗に瓦棒(かわらぼう)屋根といわれています。
縦葺きは、瓦棒(桟)を地面に対して縦に並べた葺き方で、横葺きに比べて排水性能が優れており、かつ施工費用が安いことから、縦葺きが一般的に用いられています。
また、屋根の傾斜角度が緩い屋根には、この縦葺き屋根が活躍するんです。
ヨコ葺き・タテ葺きは、屋根の勾配※こうばい※によって、施工の可否がありますので、どちらか迷ったら当店にご相談下さいね。
水戸市の現場の棟(屋根の登頂部)は、棟板金を使用せず、折り曲げた棟折仕様です。
昔は、このような縦葺き屋根をよく見かけました^^
そして、破損していて気になる部分は、ケラバ部分の水切り板金のようです。
屋根本体から、脱落しかかっている部分もあり、今にも脱落しそうな状態!
この部分は、屋根の小口(すき間)を塞ぎながら、雨水を地上に誘導する水切りの役割も果たしているんです。
「風が吹くとバタバタうるさい」のは、釘が錆びて浮き上がり、ケラバ水切り板金が本体から外れていることが原因のようです。
風で飛んで隣家へ被害を及ぼす事や、通行人さんが怪我をしてもいけません。
お施主様に許可を頂き、応急処置として、バタバタしていたケラバ水切りは撤去させて頂きました。
小口部分は、塞がれていないとそこから雨水が浸入して雨漏りが発生する可能性があります。
軒天にも、少し影響が出ているようです。
このまま放置すると、雨水で劣化が進行し、軒天や内部の建材の修繕が必要になり、さらに大掛かりに・・・
「バタバタする」などの異変に気づいたら、皆様も早めにご相談くださいね。
それが、お住まいの健康を維持して、かつ修繕費用を抑えるコツです!
調査を完了し、依頼主様に修繕方法をご提案しました。
水戸市の現場のような銅板製の屋根は、一生ものだとも言われています。
しかし、昨今の酸性雨は、銅板の劣化を進行させてしまうとさえ言われています。
劣化が進行してサビ落ちすると雨漏りの原因になるので、部分的にガルバリウム鋼板でカバーをしながらケラバ板金も同時に改修するご提案を差し上げました。
具体的には、ケラバ板金を設置し、新しい屋根材を部分的にカバーして納めます。
新しく施工する素材は、高価な銅板製ではなく、昨今流行のガルバリウム鋼板を使用します。
そして、棟は折り曲げではなく、棟包み板金でしっかり漏水対策を施す工事内容です。
お施主様は、銅板製で費用を掛けるのではなく、リーズナブルに不具合を解消する事が今回の第一目的!
お施主様のご意向と状態を確認した上で、改善策でご提案させて頂きました(^o^)丿
依頼主様からは、「やっぱりプロは、言うことが違うね~、任せるよ」と、おっしゃっていただきました(^O^)
今週、着工予定ですので、工事が完了した際には、改めてご報告させて頂きます!
今回の、縦葺き銅板屋根の無料調査はいかがでしたか。
中には、「銅板か分からないが屋根が気になる」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
街の屋根屋さん水戸店は、工場で折り曲げ加工を行っており、銅板やトタンなどの金属屋根のトラブルにも柔軟にご対応しています!
これから迎える梅雨や台風シーズンを安全に乗り切るためにも、「おやっ」と感じることがあれば、御覧の皆様も気兼ねなく街の屋根やさん水戸店へご相談くださいね(^^♪
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