こんにちは(*^-^*)

生駒郡三郷町の方から、

「ガレージの屋根を塗装して欲しい」

とご依頼がありました。

生駒郡三郷町にあるガレージの屋根の状態です。

波板鉄板屋根のガレージです。倉庫などでよく目にしますよね。

広範囲にわたって錆が発生しています。


今回は、こちらの屋根を錆転換剤を塗ってから塗装させていただきす。

ケレン作業

まずはケレンです。

表面の状態を整えて塗装しやすい状態にする作業です。

そのため、「下地調整」とも呼ばれます。


ケレンこそが塗装における最重要工程！！です。


この作業をしっかり行わず、錆が残ったまま塗装をすると、


すぐに塗膜が捲れて、錆がでてきてしまいます。


全て手作業なので、労力がいる作業ですが、しっかり行います。

錆転換剤塗布

錆転換剤を塗布していきます。


錆には「赤錆」と「黒錆」があるってご存じですか？？


赤錆は

錆自体が赤みがかっているもので、鉄そのものを腐蝕させ、ボロボロにしていく性質を持ちます。


錆といえばまず思いつくのがこの赤錆であり、一般的なイメージにあるとおり、


鉄を朽ちさせていく元凶となります。


それに対し、黒錆は、


一般的な鉄に対して自然に発生することはなく、鉄の表面にできる酸化膜のことです。


表面に黒錆ができると、赤錆の発生を抑えることができます。


このため良性の錆といわれることもあります。




この錆転換剤を塗布することで、


意図的に鉄の表面に膜をつくってやり、その膜で錆から保護するという原理です。


塗布すると、表面が黒くなっていきます。これが保護膜になるわけです(*^-^*)

塗装

日本ペイントのファインウレタンU100で塗装していきます。


日没が近づき、日陰になってしまいましたが、綺麗に塗装が完了しました。


ガレージと隣家の境界に設置してあるフェンスも紫外線や風雨の影響で


錆びてしまっていたので、一緒に塗装させていただきました。

こちらのフェンスは、ケレン後、錆固定剤を塗っていきます。


錆止め塗料を使うことで、金属が腐食するのを防ぐ効果が期待できます。


劣化した鉄の生地が顔を出して錆びつきやすくなった、


そんな時に錆止め塗料を塗装をしておくことによって、


金属が腐食する環境を生み出さないようにすることができます。

反対面のフェンスも錆が広がっていたので、

同様にケレンして錆固定剤を塗布していきます。


このひと手間が、塗装を長持ちさせる秘訣です！

ウレタン塗装します。

これで、生駒郡三郷町のガレージの屋根・フェンス2種類の塗装が全て完了しました。


「細かいところまで塗ってもらって有り難う」

と喜んでいただけました。



街の屋根やさん奈良南店は、小さな工事も承っております。


気になるところがあれば、


お気軽にご相談くださいね(*^-^*)