カパラグリップとは❓

先ず初めに1年間で転倒及び転落事故で命を落としている人数は9673人にものぼり、日常ニュースでたびたび見る交通事故による死亡事故件数が3694人（2017年度参照）でありますので大きく上回っているのをご存じでしたか？
転倒　転落事故を無くすのが我々の使命でありそこで開発されたのが防滑材カパラグリップです。
規格外の瓦は今まで廃棄処分されていました。　その規格外の廃瓦を用途に応じて細かく粉砕し特殊な樹脂と接着剤に練りこんで塗るエコ商品でもあります。
鉄の階段　タイル　スロープ　浴室の床　雨が降ってヒヤッとしたことはないですか？　僕は何度も経験しています。
手すりをつかんでいても根本の足元が滑ると同じだと思います。
本来ならこういった箇所ではすべり抵抗係数値0.4以上が必要と国も推奨しています。　カパラグリップはその0.4以上を軽くクリアできています。
事故になってからでは遅いのでこういった防滑材があることを掲載させていただきました。

今回は寝屋川市にある某神社のお社の登り口にカパラグリップの施工依頼を受けました。
新設されたばかりなのでコンクリートも新しく本来なら長年のこびりついた汚れを専用の洗剤で除去しなければなりません。

写真は周りを汚さないように養生してカパラグリップをくっつける接着剤を塗った写真です。
この時期なので接着剤の乾燥スピードも遅く、目を離すと上から落ち葉が降ってきて大変でした。

接着剤が完全に乾いたらカパラグリップを塗っていきます。
これが難しくてたっぷり塗ってしまうと剥がれの原因になってしまいます。　しかも左官屋さんたちが愛用の͡コテでできるだけ均等に薄く塗っていきます。
熟練した職人さんに仕上げてもらいました。
これで24時間くらい乾燥すれば人の歩行も出来るようになります。
立派なお社に手すりがあれば外観上好ましくないので足元をカパラグリップを施工して皆さん安全・安心に過ごせることと思います。
ありがとうございました。