板橋区前野町にて築20年が経過したスレート屋根の調査を実施致しました。
更新日：2022年10月29日
板橋区前野町にお住まいのお客様より「近所で工事をしているという業者の方より棟板金が捲れてしまい危険な状態なので早急に直したほうが良いと言われ屋根の状態が気になる」とご相談を頂き調査に伺いました。
現地調査
屋根調査の様子になります。屋根の形状は寄棟です。複数の面が合わさった多面体の屋根になっており、大屋根は8面で構成されている複雑な屋根形状となっておりました。訪問業者より指摘を受けた棟板金ですが、屋根全体を見ても板金が捲れてしまっている箇所は無いように思われました。
スレートの確認を行うとスレートには無数のヒビ割れが確認出来ました。築20年ということでしたのでノンアスベストスレートが製造された初期の製品が使われている可能性が高いです。アスベスト規制が入った初期の製品は製造技術が現在よりも低く耐久性に問題のある製品が多くあります。また、スレート表面の塗装にも剥がれが見られましたので放置してしまうと屋根材自体の劣化が進行してしまう状態です。
棟板金は、飛散や捲れはありませんでしたが板金を固定している釘が浮いてしまっていました。釘の浮きが大きくなり抜けてしまうと板金の固定力が低下してしまうので悲惨リスクが高まります。また、板金の塗装にはチョーキングが見られましたので塗装が傷んでいる状態です。
スレートの状態から塗装でのメンテナンスには向かない屋根材でしたので屋根カバー工事のご提案を行いました。屋根カバー工事の費用は、税別698,000円より承っております。使用材料や屋根形状により異なりますので詳しくはお問い合わせください。
私たち「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して実施しております。建物のことでお困りの際にはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年10月29日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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