東大和市仲原にて築15年になったスレート屋根のメンテナンスのご相談、棟板金に飛散の可能性がありました
更新日:2022年11月01日
東大和市仲原で調査を行った化粧スレート屋根では、棟板金に釘浮きが発生し固定力が低下している状態でした。築15年が経過したことで屋根のメンテナンスをご検討されていたお客様よりお問い合わせを頂き、まずは状態の調査にお伺いさせていただきました。スレート屋根は状態によって必要な工事が変わります。今回が初めてのメンテナンスとのことですので、しっかりと点検を行っていきます。

苔の発生が目立ちます

まずはスレート材を保護している表面の塗膜について見ていきます。お客様の屋根では特定の面に苔の繁殖が目立っていました。塗膜は雨水を弾いたり紫外線の影響から屋根材を守っているのですが、経年劣化が進むとその効果も薄れてきます。そのため、防水性が低下すると苔が繁殖しやすくなるのです。
日当たりが悪いと雨水も乾きにくくなるため、特定の面で苔が目立つようになっている様子です。この状態ですと、苔の繁殖が見られない面も塗膜が同じように経年劣化している可能性が高いため、全面的な塗装工事でのお手入れが望ましいです。
棟板金にも経年劣化の症状が発生

続いて棟板金の点検です。棟板金は全体的に固定用の釘が浮いてきてしまっており、対策が必要な状態でした。板金自体も浮いてしまっており、簡単に指が入り込んでしまえます。固定力が弱まっている原因としては、内部にある貫板の腐食が考えられます。貫板が傷んでしまうと打ち付けている釘での固定が難しくなり、棟板金に飛散する恐れが出てきます。また、浮いてできた大きな隙間から雨水が浸入してしまうことで屋根下地の防水紙を傷め、雨漏りを引き起こしてしまう可能性もあります。築年数的にも貫板が傷んできているようですので、ビスなどによる補強はなく棟板金交換工事が必要です。
以上の調査結果をご報告させていただき、お客様には屋根塗装と棟板金交換工事をご提案させていただきました。どちらも足場の仮設が必要となるため、工事は合わせて行うことがオススメです。棟板金交換工事は樹脂製の貫板で行う場合、20mですと132,000円~(税込)が目安の料金となります。棟板金は雨漏りの原因となりやすい箇所ですので、定期的な点検が非常に大切です。
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