こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹 基徳（たん もとのり）です。
西条市にお住いのお客様より宅配トラックが門に接触して屋根の瓦が破損したから修理してほしいとのお問い合わせの電話をいただきました。早速現地に急行して被害の状況を調査します。

今回の調査対象は古く歴史のある木造瓦葺きの門で屋根の軒先の瓦が何枚か割れていました。
こちらに使われていた瓦は通常よりも小さな特殊な瓦で、割れた瓦は手作りで復元しなければなりません。
それでは門の瓦の修理見積りの調査の様子をご紹介します。

屋根や瓦のお困りごとは屋根工事専門店として創業50年の豊富な経験と実績のある「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
無料の点検調査と無料見積もりを行っておりますので安心してお問い合わせください。
もちろん西条市・新居浜市のほか今治市や四国中央市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です！

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【西条市・門の瓦修理見積り】古い歴史のある木造瓦葺きの門

今回お問合せをいただいたのは西条市にあるこちらの門です。
宅配トラックが接触して屋根の瓦が割れたようです。

こちらの門は築80年を越える歴史ある建物で木造瓦葺きの本格的な門です。
門と言っても規模や建築様式によりいくつか種類がありますが、こちらは民家の門として一般的な「棟門（むなもん）」と呼ばれる形式です。

昔の讃岐街道に面して建っており趣があり地域にとって重要な景観の一部でもあります。

【西条市・門の瓦修理見積り】トラックが接触して瓦が破損

それでは被害の状況を調査します。
軒の瓦の一部が落下して破損していました。

幸い門の躯体には痛みがみられず、被害は屋根の瓦だけだったようです。

【西条市・門の瓦修理見積り】特殊な小瓦は特注製作

こちらの瓦は地元の今治市菊間町で製造された菊間瓦で、特徴はその小ささ！なんと通常の瓦よりも二回りも小さな特殊な瓦が使われています。
通常の菊間瓦は横幅が8寸（240㎜）です。それの下に7寸（210㎜）の瓦もありますが、こちらの瓦はそれよりも小さな6寸（180㎜）の小瓦でした。屋根の瓦は建物の大きさに合わせたものを選ぶことが良いとされています。

こちらの門に合わせて特注で6寸の小瓦を使ったようです。この小瓦のおかげで独特の趣を醸し出しているのです。
当然、修理には6寸の小瓦を特注で手配せねばならず納期と瓦代金が高くなりますが、必要不可欠な判断です！

軒瓦にはこちらの家紋を入れた「紋入り軒瓦」です。もちろん修理の軒瓦にも家紋を入れさせていただきます。

【西条市・門の瓦修理見積り】修理工事のご提案

屋根調査が終了して報告書と修理のお見積りを提出します。
修理の瓦は特注の為、納期がかかりお客さまにはお待ちいただくことになりますがしっかりと責任をもって修理させていただきます。
次回は修理工事の様子をご紹介します。

次回の修理工事ブログ
「西条市で伝統建築の門の屋根の破損を特注の瓦で修理工事をしました」

今回のような特殊な瓦工事も私たちへお任せください。国家資格の「1級かわらぶき技能士」「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフがしっかりとサポートするので安心してください。

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