更新日：2022年10月24日

　藤沢市鵠沼橘で屋根点検をご希望されているお客様よりお問い合わせを頂きました。築10年を経過したお住いのスレート屋根の状態が気になるとのことで、調査と必要であればメンテナンスを行いたいというご相談を承りましたので、早速調査にお伺いいたしました。お住いのメンテナンスは雨漏りなどの被害が発生する前に劣化に気付き、早めの段階でお手入れをすることがとても大切です。

塗膜が劣化するとスレート自体も傷みます

　スレート屋根の点検として、まずは表面の塗膜の状態から見ていきます。全体的に色褪せが目立ち、経年劣化が進んでいる様子でした。スレートは塗膜の保護を失うと雨水を弾けなくなり、浸透した水分によって強度が低下してしまいます。また、日々浴びている紫外線の影響を低減してくれているのも表面に塗られている塗膜です。そのため塗膜が劣化したままにしてしまうとスレート自体にもひび割れといった傷みの症状が始まってしまいますので、今のうちに屋根塗装を行うことが理想的です。
　しばらく屋根の上を見て回りましたが、スレートにひび割れや反りなどの症状はまだ発生しておりませんので、塗膜のお手入れをしてあげればこの先も長持ちさせることが可能な状態です。塗膜が劣化しているサインとしては、屋根が色褪せてきたことや、撥水性が失われたことで苔や藻が目立つようになることが挙げられます。

傷み過ぎてしまう前にメンテナンス

　屋根の重要な部位である棟板金の表面も色褪せておりました。棟板金は金属ですので、塗膜が劣化すると錆が発生し耐久性が落ちてしまう可能性があります。屋根塗装の際には棟板金にも塗装を行います。また、棟板金を固定している釘も抜け始めている部分がありましたので、打ち直して補強を行うことも必要です。
　早い段階でのメンテナンスが重要であることをご説明させていただき、屋根塗装工事をお勧めさせていただきました。屋根塗装は60㎡のスレート屋根の場合ですと、382,800円～（税込）が参考的な価格となっております。ご要望によって高耐久なラジカル制御型塗料や、夏場の暑さを軽減する遮熱塗料などが選べますので、まずは無料点検とお見積もりの作成をご利用ください。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてZoomなどを使用したオンラインでのコミュニケーションも対応させていただきますので、屋根のことでお困りでしたらお気軽にご相談ください。