横浜市栄区長尾台町のスレート屋根では塗膜の劣化による苔の繁殖や、棟板金の釘浮きが発生していました
更新日:2022年09月14日
横浜市栄区長尾台町にてスレート屋根の点検調査を行わせていただきました。訪問業者に屋根の劣化を指摘されたことがきっかけとなり、一度状態を調べておきたいということが調査を依頼するきっかけになったそうです。築15年程が経過しているお住いとのことですので、各所に経年劣化が発生していてもおかしくはありません。普段はなかなか目にしづらい屋根上の点検は滑りやすかったりと危険ですので、専門業者にご依頼ください。

屋根塗装が必要な状態

屋根に上らせていただき、スレート材の様子から見ていきます。まず気になるのは屋根表面の色褪せや苔の繁殖になります。どちらもスレートを保護している塗膜の劣化症状ですので、塗り替えが必要な時期となっているようです。
屋根塗装は美観を保つためのイメージが強いかもしれませんが、塗膜を再び形成することで屋根材の劣化を防ぐ意味合いも強くあります。特にスレートはセメントがベースなっているため、塗膜が剥がれてしまうと雨水を弾けずに浸透させてしまいます。浸透した水分の乾燥が繰り返されることでスレート材も傷み、反るように変形したりひび割れに繋がります。浸透した水分によって下地である防水紙などの腐食も招くことになりますので、雨漏りが発生していなくとも塗装による対策をしておくことが重要となるのです。
棟板金も要チェックです

屋根面の重なり合う棟を覆っている棟板金も訪問業者に指摘がされやすい箇所です。点検をしてみると、いくつかの箇所で固定用の釘が浮いてきてしまっていることが確認できました。釘の浮きは長年の使用による建物の揺れや金属の膨張が原因とも考えられますが、内側の下地である木製の貫板が腐食している可能性もあります。その場合は固定力を戻すことが難しく、雨漏りや台風時の飛散に繋がってしまいますので、棟板金交換工事が必要となります。特に写真のように指が入り込んでしまうほど棟板金が浮いてしまっている状態は、固定力が下がってしまっている可能性が高いです。
以上の状況から、棟板金交換工事と屋根塗装工事のご提案をさせていただきました。どちらも足場を組む必要がありますので、分けて行うよりも同時でのお手入れがオススメです。棟板金交換工事では防水性の高い樹脂製貫板を使用した場合、20mでおよそ120,000円~(税込)が参考的な価格です。訪問業者に指摘を受けた場合には、本当かどうかを確かめるためにも無料での屋根点検をご活用ください。
私たち街の屋根やさんでは新型コロナウイルス対策を引き続き徹底して行っておりますので、お住いで何かお困りなことがございましたらお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年09月14日時点での費用となります。
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