江戸川区|漆喰詰め直し工事で屋根を長持ちさせます
更新日:2017年09月12日
江戸川区で行った漆喰詰め直し工事の様子をご紹介します。瓦屋根の棟などで使われる漆喰は10数年で傷みが出始めてくるので、そのタイミングで交換が必要になります。この時期を過ぎて、そのままの状況が続くと漆喰が剥がれて内部に水分が入り込みます。
お住まいにとって屋根は重要で、屋根の寿命でお住まいの寿命が決まるといっても過言ではありません。ですので、できるだけ長持ちさせたいと誰もが考えると思います。屋根材で考えるとと瓦は耐用年数が長いため瓦にしておけば安心という考えもありますが、実は瓦自体が60年以上持ったとしても、漆喰や、瓦の下に設置された防水紙などがそこまでもつわけではありません。瓦屋根だからといって屋根の状態をおろそかにせず、定期的に点検を行って必要なメンテナンスをしていくことが大事です。
まず、これから補修を行う漆喰を見てみます。漆喰が変色しており、見た目的にも年期が入った感じがあります。また、もろくなっているので簡単に剥がれてしまいます。漆喰工事には漆喰詰め増しといって、既存の漆喰の上から新しい漆喰を塗る工事もありますが、今回はこの漆喰をすべて撤去して新しい漆喰を詰め直す「漆喰詰め直し工事」を行います。
古い漆喰を撤去しますが、中に詰められている土は残してその上から新しい漆喰を塗っていきます。ご覧の様に漆喰工事は手作業になりますので、職人の腕の見せ所です!漆喰は内部に水分が入らないようにきっちりと隙間なく塗っていきます。
棟の上部に使われている漆喰も今では乗っているくらいで、簡単に取れてしまう状態でしたので(左写真)、新しい漆喰を塗っておきます(右写真)。全ての漆喰を詰め直せば工事は完了となります。
漆喰の成分は消石灰が主原料です。消石灰によって苔やカビが発生するのを防ぐのですが、年数が経つとその機能が低下してしまうため、苔の発生なども漆喰交換の目安になります。もし、ご自宅の漆喰に異常がある場合は早めに専門業者に点検を依頼しましょう。街の屋根やさんでは点検・お見積り無料ですのでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2017年09月12日時点での費用となります。
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