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常陸太田市でおすすめの屋根修理・屋根工事をエリア別にご紹介
更新日:2023年3月17日
常陸太田市にお住いの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は「常陸太田市でおすすめの屋根修理・屋根工事」と題してお届けいたします。
南北に長い常陸太田市は、県内では最も面積の広い市町村です。
自然豊かで歴史と文化が色濃く残る一方で、国道と鉄道が交わる交通結節拠点の南部には公的機関や各商店街が集まり、その周辺にはいくつかのニュータウンが広がっています。
お住いの地域よって多く使用される屋根も変わってきますので、今回はエリア別におすすめしたい屋根の工事方法をご紹介したいと思います(*ˊᗜˋ*)/ ̑̑
そろそろメンテナンスが必要なニュータウンの住宅屋根
常陸太田市では主に、市役所の東側に位置する四季の丘はたそめ・JRの駅から徒歩圏内の佐竹南台ニュータウン・日立南太田ICにほど近い真弓ヶ丘ニュータウンの3つの新興住宅地があります。
新たに整備された市街地は緑が多く、整然とした街並みは展望が活かされた造りとなっていますが、分譲が始まってからずい分と年数が経ちました。
まだメンテナンスを行っていないと思われる、築15年~30年ほどの家屋も多く見受けられます。
築20年の住宅をモデルに、屋根のメンテナンスの内容をご紹介しましょう。
ニュータウンで使用されている屋根は、大半が平板化粧スレート材です。
通常は定期的な塗装が必要ですが、こちらのタイプの屋根材は石綿使用禁止前に開発されたノンアスベストのスレート材で、表層が剥がれる劣化症状が現れるため塗装ができない屋根材です。
※2000年前後に建てられた平板化粧スレートのお宅はご注意くださいね※
出荷当時に表面に塗られていた塗膜もすでに失われ、常に湿気を吸った結果カビや藻が大量に発生していました。また谷部には、留め具の不具合でずれ落ちた屋根材が見つかり、簡単に手で抜けてしまう状態です(;°-°;)))
塗装が不可ですので、残された方法は「屋根葺き替え」か「屋根カバー」のどちらかになりますが、今回は撤去費用や処分費用が削減できる屋根カバー工法を行うことになりました。
屋根カバー工法は、現在の屋根の上から新しい屋根を重ねて葺く工事法です。
20年分の屋根の汚れを洗浄し、変色するほど蔓延っていたカビや藻が綺麗になくなったところで、粘着式の防水紙を敷設します。
防水紙(ルーフィング)は二次防水とも呼ばれ、屋根カバーには必要不可欠なものです。
仮に屋根材の下に雨水が廻っても、この防水紙がしっかりしていれば雨漏りは起こりません٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
軒先部分に取り付けられた唐草板金は、屋根への漏水を抑える役割があり、側面からの吹き込みも防止しながら、小口をすっきりと見せる効果もあります。
今回のカバー工法に用いる屋根材は、エスジーエル鋼板のスーパーガルテクトです。
次世代鋼板とも呼ばれ、従来のガルバリウム鋼板よりもさらに腐食性が高く、現在大変人気の屋根材です。
メーカーさんの保証も充実!安心して長く使っていただくことができます。
エスジーエル鋼板屋根材は軽量ですが、上下左右をはめ込んでしっかりと連結させ、さらに屋根下地の垂木にステンレスビスで深く固定することにより、台風や地震に強い造りとなります。
1㎡あたり約5㎏と非常に軽い鋼板ながら、一体化した強固な屋根に仕上がりました。
平面を葺き終えると、最後に屋根同士を接合する棟の施工に入ります。
継ぎ目となる箇所は漏水のリスクが高くなりますので、棟も下地から十分に対策を施し、棟板金はコーキング処理を行った上で設置しました。
ニュータウンの中には、太陽光パネルが設置された屋根も多いと思います。
塗装以外のメンテナンスの際には、太陽光パネルを一時的に撤去しなければなりません。
太陽光関連機器の取り外しは、
電気工事士の資格が必要です。
そのため、屋根工事と太陽光パネルの撤去は別々の業者に依頼しなければなりませんが、当店ではパネルの脱着までお引き受けしております。
古くなった発電システムを再利用しない場合は、廃棄処分まで行っていますので、安心してお任せくださいね!
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常陸太田駅を含む国道349号の西側は、市役所や裁判所と言った公的機関の他に、医療機関や各種商店が集まったエリアです。
商業地区には大型店舗から小売店まで様々ですが、一般住宅とは違った屋根の悩みがあります。
建物の屋根や屋上、バルコニーの一番外側に設けられた壁をパラペットと言います。
看板を掲げる店舗などに多く見られ、またフラットな陸屋根や傾斜の緩やかな屋根にも用いられています。防水性を高めるために設置しますが、メンテナンスを怠ってしまうと雨漏りの原因にもなりやすいのです(。•́ - •̀。)
パラペットの雨漏り修理の模様をご紹介しますので、同じ屋根形状にお住まいの方や、小売店を営んでいる方はぜひ参考になさってくださいね。
雨漏り修理の前に行うのが散水試験です。
どこからどのように雨水が漏れているのか…原因を特定するためには不可欠な調査です。
現場の状況をよく見た上で、怪しいと思われる箇所に一定時間水をかけ、雨漏りの症状が現れるまで位置を少しずつずらして実行しました。
ようやく雨水の侵入場所が判明したので、ここから本格的な雨漏りの修理に取りかかります。
雨漏りの他にも内部結露による雨だれが起こっていましたので、こちらの対策も同時に行うことになりました。
パラペットの頂部に取り付けられた笠木を外し、外壁のサイディングを解体します。
中から現れた透湿シートには、予想通り一面にかなりの水滴が付着していました。
新しい透湿シートに貼り換え、笠木専用の水切りシートも設置し、防水性の高い雨仕舞を施しました。
雨漏りの原因であるどぶ溝には、ガルバリウム鋼板材で加工した板金を設置します。
溝との接着面にはウレタンボンド、ガルバリウム鋼板の繋ぎにはコーキングを打ちました。
続いて厚さ15㎜の下地材を縦に打ち付け、壁とサイディングに空気層空間を設けます。
このわずかな隙間が、湿気の放出や雨水を逃がすトンネルのような役割を持ち、内部結露が起きにくい状態を保つのです( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
横貼りにした窯業系サイディングの継ぎ目には、変成シリコンを充填してしっかりと密着させます。
新しい笠木にはどぶ溝と同様に、ガルバリウム鋼板材を使用しました。
連結部位と留め具のビスにもコーキングを施し、これでパラペットの雨漏り修理は終了です。
市街地から離れた丘陵部や河川沿岸には田園風景が広がり、自然環境の豊かな街並みには瓦屋根の建物がよく似合います。
粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦など、一口に瓦と言っても形状や材質は様々で、種類によってもメンテナンス方法が違ってきます。
ご紹介するのは、ご両親から受け継いだという築30年ほどの伝統的は和建築の入母屋で、屋根は陶器瓦(粘土瓦の一種の和瓦)で葺かれています。
室内に発生した雨漏りについてのご相談で、屋根の漆喰の黒ずみも気にされていらっしゃいました。
入母屋造りは天井裏の空間が広いため、天袋より中に入り、実際の雨漏り状況を確認します。
ちょうど台所に広がった雨染みの真上の天井裏で、雨漏りの痕跡が認められました。
屋根上での調査では破損した瓦が見つかり、何枚か外して内部を見たところ、瓦の下の防水紙が傷み野地板まで雨水が廻っていました(•□•`; )
割れた瓦を差し替えるだけではなく、二次防水の役割を果たす防水紙も交換する必要があります。
幸い他の瓦は再利用できる状態ですので、雨漏りの原因となった場所を葺き直す方法で改善しました。
葺き直しを行う箇所の瓦を、作業場所以外に積み上げる際は、傾斜を考えてバランスよく配置します。
瓦をよけてみると防水紙の劣化の他にも、瓦を引っかける瓦桟もボロボロに腐食していました。
重量のある陶器瓦を支えるには心許ない状況…瓦ずれや脱落に繋がる前に手を入れることができて、タイミング的にはちょうどよかったのかもしれません。
古い防水紙に代わって敷設する高分子系ルーフィングは、約20年の耐用年数があり、なおかつ軽量素材の優れものです。
部分的な葺き直しとなるため、新旧の防水紙の重なりを十分に取り、さらに防水テープで目張りをして継ぎ目の漏水対策をしています(*'-')ゞ
しっかり敷き込んだ防水紙に瓦桟を施工し、一時的に撤去した瓦を葺き直します。
そのまま元に戻すのではなく、30年分の埃や塵を1枚ずつ払い、瓦桟に釘で打って固定します。
最近では当たり前になった釘止めですが、以前は桟に瓦を引っかけるだけでした。
ずれ・崩れ・脱落・飛散などを防止するため、葺き直した瓦全部に釘打ちを行いました。
和瓦はとても丈夫で寿命の長い屋根材です。
今回のように不具合が生じた場所のみの葺き直しも可能ですが、やはり定期的なメンテナンスは必要でしょう。症状により補修方法も変わりますので、屋根の専門業者にご相談くださいね。
黒ずんで外れそうになっていた棟漆喰は、サービスで補修しました。
瓦屋根の棟には漆喰が使用されています。
こちらもある程度の年数が経つと固定力が弱まり、割れや剥がれが起こります。
剥がれ・崩れが軽微な場合は、漆喰詰め直し工事で費用も抑えられますが、棟自体に歪みや湾曲が見られる場合は、一から積み直す棟取り直し工事で対応することになります。重症化しないうちに早目のお手入れをご検討くださいね。
常陸太田市でおすすめの屋根修理・屋根工事を、3エリアに分けてお届けしましたがいかがでしたか。
屋根補修・改修は、費用を含め工事方法や使用する材料など、一つとして同じものはありません。
愛着のあるお宅に長く住んでいただくためにも、私たちは常にお客様にとって最善の方法をご提案をしたいと考えています。
常陸太田市での屋根工事はぜひ街の屋根やさん水戸店にお任せください
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