和歌山市で雨樋(あまどい)から雨水が溢れているとのご相談を頂きました。
ある箇所では、雨樋の中に鳥の巣が作られていたので、
鳥の巣の撤去も行いたいとのことでした。

お家に設置されている雨樋から雨水が溢れてお悩みの方は、
もしかすると雨樋の中に鳥の巣が作られているかもしれません！

他にも雨樋の勾配不良や、ゴミが詰まって雨水が溢れている事もありますので
街の屋根やさん和歌山店で無料点検を行ってみてはいかがでしょうか？

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和歌山市で雨樋の調査を行いました

雨樋の種類をご紹介します

和歌山市在住A様邸では雨樋から雨水が溢れているとお伝えしましたが、
雨樋には様々な種類がありますので、ご紹介します。

軒樋(のきどい)…屋根に降った雨水を集める役割があり、屋根の軒先につけられた横向きの樋。
漏斗(じょうご)…軒樋に流れた雨水を集めて、竪樋(たてとい)に送るための桝(ます)。
竪樋(たてとい)…軒樋から流れた雨水を下水へ排水させるために縦向きに設置された樋。
呼び樋(よびとい)…軒樋と竪樋を繋げるために斜めに渡した樋。
這樋(はいどい)…上階の竪樋から流れる雨水を下屋の軒樋へ送るための樋。

これからの雨樋は、エルボや受け金具、つかみ金具と言った部品で繋げたり固定して設置されています。

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呼び樋が割れていました

呼び樋の割れている部分には、鳥の巣が詰まっていたそうです。

A様が一度割れた隙間から、鳥の巣を取り除いたそうですが
雨樋の詰まりが改善しなかったとのことでした。

また、呼び樋に中に鳥の巣で使われてた枯葉や枝が詰まっていると、
近くにある漏斗まで枯葉や枝が詰まっている可能性がありますので
呼び樋と漏斗を交換する提案をさせていただきました。

軒樋が勾配不良を起こしていました

下屋に設置されている軒樋から雨水が溢れているそうです。
遠くから軒樋を見てみると、軒樋の勾配に不具合が生じている事がわかりました。

軒樋は漏斗に向かって勾配がつけられているのですが、
漏斗が設置されている方向の反対側に偏っていました。

軒樋を漏斗がある方向に傾けるために、
軒樋のコーナー部分に受け金具を設置して勾配を正常に戻す提案をしました。

※受け金具とは軒樋を支える金具のことです。

大屋根のコーナー部分からも雨水が溢れてくるそうなので、
下屋部分でご説明した内容と同じで、軒樋の勾配を調整します！