更新日：2017年02月27日

木更津市で春一番の強風に煽られ、瓦が一部落下してしまったとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
強風の際に多くお問い合わせをいただく内容として、屋根材の落下や棟板金の飛散などを多くいただいています。
瓦屋根の場合、屋根から落ちてしまった瓦のほとんどは割れて差し替えなどには使えなくなってしまいますので、お客様の方でのストックか形状に合わせた新規の瓦が必要になってくることがほとんどです。

早速、点検に入ります。
強風の影響でケラバの瓦がほとんど落下してしまった状態です。
落ちてしまった瓦のほとんどが粉々に割れてしまっている状態でした。幸いにも、ケラバの瓦が落ちた先が庭先で、車や人にぶつかってしまうなどの2次災害には至りませんでした。
一般的な陶器瓦1枚の重さが2.7kgほどになります。2.7kgの瓦1枚が2階の屋根から頭上に落ちてしまった場合、大事故につながる可能性がありますね。
こうした事故を防ぐためにも日頃の点検やメンテナンスがいかに重要かが良くわかります。
特に、木更津市の場合は海に面した地域では1年を通してみても風の強い日が多いかと思います。
木更津市だけではなく、沿岸沿いに面したお住まいではこうした強風による二次被害を防ぐためにも屋根のメンテナンスと点検が必要となります。

　
瓦にズレがでてしまっているものを定位置に戻してあげる際には瓦の劣化が無い場合でしたら、新しい瓦は必要ありませんが瓦が屋根から落下し、割れてしまった場合などは新しい瓦に差し替えてあげなければなりません。
お住まいの瓦のストックがあれば、瓦のストックを使い同じ色での瓦の補修が可能ですが、瓦のストックが無く新規で瓦を取り寄せての補修の場合、屋根材が廃盤となってしまっている場合などは似た瓦での代用となってしまいます。
大幅に屋根材の色が違わないようには弊社でもできるだけ似た色を手配させていただきますが、どうしても似た色となってしまいますので同じ瓦の色をしているとは限りません。
そのため、瓦屋根のストックはお住まいで大切に保管されておくことをお勧めします。

当店では瓦1枚からお客様邸にお伺いし、点検、補修の工事にあたらせていただきます。
お気軽に0120-989-742までご相談ください。