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笠間市で築40年の金属サイディングと木部や漆喰塗装をスタート
更新日:2022年3月23日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は外壁塗装が始まった笠間市の現場からお届けいたします!
今回の現場は、屋根工事中に外壁塗装を追加でご依頼頂いた現場です。
追加工事は費用も追加になりますが、足場が設置されている絶好のタイミングでもあります。
当店の屋根工事をご覧になった上での追加のご依頼!とても嬉しく思います(^^♪
こちらの記事では中塗り作業までお伝えします!
築40年の住宅にどの様な塗装を施すのか!?どうぞゆっくりご覧ください(^o^)/
お客様宅の外壁は白色に近いベージュ系の金属サイディングと、屋根に近い部分の漆喰に分かれています。
金属と漆喰…全く別な材質ですので、使用する塗料や塗り方も異なります。
さらに戸袋は木製、窓の上の霧除けは屋根が板金で天井や幕板は木製と様々です。
※戸袋=雨戸を収納する箱状のもの
※霧除け(きりよけ)=窓等の開口部の上に設けられた庇
外壁塗装工事の前に必ず行う作業が高圧洗浄です。
長年風雨から家を守ってきた外壁や付帯部には、汚れがかなり蓄積しています。
お化粧直しをする前に、まずはクリアな状態になってもらいます(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
金属サイディング外壁を洗浄中
漆喰外壁を洗浄中
奥様が一番気にしておられたのが、漆喰の黒ずんだ部分です。
新築当時は純白に輝いていたであろう漆喰は、40年という月日を経てずいぶんくすんだ色合いになってしまいましたが、綺麗によみがえらせるためしっかりと洗い流していきます。
霧除けの板金屋根を洗浄中
霧除けの金属屋根の洗浄終了
続いて霧除けの高圧洗浄を行います。汚れとの境界線がはっきり分かりますね!
築40年のこちらのお宅は、1階と2階のすべての窓に霧除けが付いています。
霧除けや庇は雨の吹き込みをある程度防止してくれます。
また日除けとして直射日光を遮る効果もあり、以前の住宅では多く取り入れられていました。
住環境の変化に伴い、凹凸の少ないシンプルなデザインが好まれる傾向になった頃からは、霧除けや庇の設置はずいぶん少なくなった印象です。
霧除けの板金屋根は場所により劣化具合に差がありました。
何度かDYIで塗り直したようですが、腐食が始まったところは塗料を重ねてもなかなか改善できません。
穴が空いてしまった箇所や、損傷が激しい部分はシーリング材で補修を行います。
シーリング材は「接着材」というイメージが強いかもしれませんが、「穴埋め材」としての用途もあります。
今回は上から塗装ができる「変成シリコーン系」を使用しました。
塗装を行う前の下地処理として、ケレン作業も大切な工程です。
ケレンとは、塗装する面の錆や汚れと言った余計な付着物を取り除くことを言います。
塗料の密着率を高め効果を長く発揮できるよう、ヤスリ等を用い手作業で行います。
霧除け同様に、戸袋もお施主様が塗装を施されたとのことですが、すでに表面が剥がれかかっています。
塗装は、その素材によって塗料も塗布方法も異なります!塗装はやはりプロに任せるのが一番です\(^o^)/
今回はマジックロン(ケレン用のナイロン製のタワシ)を使用し、ささくれ立った表面をきれいに整えました。
最後に塗料が付着しないよう、広範囲にビニールを貼って保護します。写真のように屋根と金属サイディングの取り合いや、窓枠等塗装が不要な箇所には専用のテープを使って養生します。
養生の目的
塗料の飛散を防ぐ・塗装が不必要な部分を守る
上手い人ほど養生も丁寧です!仕上がりにも関わってくる大切な作業の一つなんです( 'ᴗ' )و
いよいよ塗装に入りますが、ここからは部位ごとに下塗りと中塗りの様子をお伝えします!
金属用下塗り材:SKマイルドボーセイ(エスケー化研)
金属全般に対し密着性が高く、新築・リフォームを問わず幅広く使用できます。
防食性・耐久性に優れ、上塗り材の光沢を十分に引き立てる錆止め塗料です。
下塗り材を金属サイディングに塗布中
下塗り材を塗り終えた金属サイディング
下塗りは塗面を均一にするとともに、上塗り塗料を密着しやすくする働きもあります。
透明なものが多いですが、今回は乳白色の錆止め塗料を選びました。
外壁塗装の手法としては、機械を使って塗料を吹き付ける「吹き付け塗装」もありますが、昨今はローラーに塗料を染み込ませて塗る「ローラー塗り」の方が主流ですね。
下塗り材を霧除け板金に塗布中
下塗り材を塗り終えた霧除け板金
霧除けの板金屋根も金属なので、サイディング同様に錆止めの下塗り材を塗っていきます。
まだ下塗りの段階ですが、金属サイディングも板金屋根もきれいな白色に変わました。
ここでしっかりと乾かすことが重要です!
効果が十分発揮できるよう、メーカーが指定した乾燥時間を守る事が大切なんです(^^♪
金属用中塗り・上塗り材:クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)
幅広い下地適応性があり、古い塗料の種類を問わず、密着性に優れています。
弱溶剤タイプのため臭気も少なく、非常に耐久性が高く汚れにくい特性を持っています。
下塗り材を金属サイディングに塗布中(刷毛)
下塗り材を金属サイディングに塗布中(ローラー)
着色仕上げの1回目として中塗りの作業に入ります。
お施主様が選ばれたのは、かすかに灰色がかった明るいベージュ系の塗料です。
金属サイディングの溝の部分は刷毛を使い、広い面は下塗り同様にローラーで丁寧に塗布しました。
まだ中塗りが終わった段階ですが、塗装前と比較していかがでしょうか。
古びた外観が一掃され、光沢のあるとても綺麗な状態になりましたね(*´∇`*)
40年経過している外壁でも、メンテナンス次第では美しくよみがえります!
皆様もぜひ参考になさって下さいね(^^♪
漆喰用仕上げ材:アレスセラマイルド(関西ペイント)
内外壁のいずれにも対応している仕上げ材です。
こちらも古い塗膜の塗り重ねに適性があり、防カビ性・防藻性に優れています。
仕上げ材を漆喰に塗布中(霧除けの下)
仕上げ材を漆喰に塗布中(軒天の下)
自然な風合いを生かすため、艶消し用の塗料を使いました。
「呼吸する壁」と言われている漆喰は、調湿効果がとても高い外壁材です。
表面の無数の微細な孔より空気を取り込んで湿度を調整しているため、その孔を塞がないよう仕上げ材にも透湿性が高いものが求められます。
漆喰外壁の塗装が完了しました!
長年の汚れがこびり付き、目立っていた黒ずみは全てなくなり、耐久性や美観がよみがえりました。
奥様にも「こんなにきれいになって!」と喜んでいただけました(/ ´▽`)ノ
木部用下塗り材:1液ファインウレタン(日本ペイント)
乾燥時間が非常に早く、塗料を吸い込みやすい木部に適した塗料です。
高い密着性で木材を保護することができ、上塗りがより美しく仕上がります。
木部用下塗り材を戸袋に塗布中
木部用下塗り材を霧除けの幕板に塗布中
築年数が経過している住宅は、木部が多いことも特徴の一つです。
現在の戸袋はアルミ製が大半ですが、こちらのお宅は付帯部のほとんどが木製なので、一つ一つのパーツを刷毛やローラーを使い分けしっかりと下塗りを行いました。
塗装は下塗りの善し悪しで、着色塗料の密着性が変わります!
また素材によっても塗料も塗布方法も変化するのが住宅塗装なんですよ!
プロがプロである由縁が、少しでも皆様に伝わっていれば幸いです(^o^)/
今回は、金属サイディングや漆喰、戸袋等の木部の塗装の模様をお届けしましたがいかがでしたか?
金属サイディングと霧除けの板金は中塗り、木製付帯部は下塗りが終わった段階です。
これから上塗り作業に入っていきますので、仕上がりの様子は改めてご報告をさせていただきますね
(*´∇`)ノ春は天候がくるくると変わりやすいため、塗装を行う際はお天気との闘いになります。
残りの工程を予定通りに勧められるよう引き続きがんばりますね!
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