飯田市の瓦屋根の葺き替え工事、瓦を撤去するようすをお伝えします
更新日：2022年3月18日
飯田市で行った瓦屋根の葺き替え工事のご紹介です。
道路側からは判り難いのですが、建物の奥に瓦屋根があり、そちらが雨漏りしているので見て欲しいということでした。
施主様曰く「もう（屋根を）交換したい」とのことで、葺き替え工事を行うことになりました。
無料点検のようすもご紹介していますので、前回のブログをご参照ください。
前回のブログはこちら→飯田市で瓦屋根を葺き替える工事を行います。無料点検のようす
表から見えるパラペットの向こう側に瓦屋根があります。
組んだ足場は「昇降足場」というものです。
労働安全衛生規則で「高さ（または深さ）が1.5メートルを越えるところで作業を行う際は、安全に昇降する設備を設けなければならない」とされています。
葺き直しではないので、撤去した瓦は処分します。
瓦や下地の状態が良ければ、今乗っている瓦を再利用して葺き直しできるのですが、今回は既に雨漏りがしていて、屋根の状態があまり良くなさそうでしたので、施主様の希望もあり、新しい屋根材になります。
「土葺き」という工法で施工されていたのが分かります。
40年以上前には主流だった工法です。
土の下には杉板が敷かれており、土が雨水を吸って瓦を固定し、土から染み出てくる雨水を杉板がブロックするという仕組みです。
瓦と土とで、かなりな重量が乗っていたと思われます。
次回は、新たにコンパネを敷いて新しい屋根材を設置していくようすをお伝えしたいと思います！
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