厚木市|防水の劣化だけでなく水切のコーキングも雨漏りの原因に
更新日:2017年01月26日
厚木市で雨漏りのお問い合わせを頂きました。実際は去年から少しずつ染みが出来ていたようですが、なかなかタイミングがつかめずに先延ばしになっていたようです。雨漏りの件でお問い合わせを頂くのは大変多いのですが、皆さま染みが更に酷くなってから、生活に支障が出てきてからとなかなか雨漏りの修理に取り掛かるまでに時間がかかっているようです。

室内の灯具周辺に大きな雨染みとクロスの剥がれが見られます。下地が傷んでしまいクロスのりの接着が無くなってしまっています。天井裏も見ることはできなかったのですが、染みと木材のたわみが見られました。雨漏りは放置するほどに下地の状態も悪くなり補修箇所がどんどん増えていきます。本来であれば気づいた時点でご一報頂けるのがベストですが…。

漏水している部屋の上はベランダです。考えられるのはFRP防水の劣化です。築10年過ぎたことから外壁や屋根だけでなく防水面も劣化が目立ってくるようになりますが、やはりなかなか気づきにくく知らぬ間に漏水を起こしている住宅が多々見受けられます。立上り部分にも塗膜の剥がれがあります。普段歩いている平場には汚れで目立ちにくいですが、もっと劣化があると思います。

ベランダで注意したいのがサッシ廻りです。サッシ廻りには漏水防止に水切りが設置されていますが、こちらの住宅は水切りのコーキングが劣化でひび割れています。せっかくの防水部分もかえって雨漏りの原因になってしまいます。ベランダ防水をしてもコーキングの補修を怠れば雨漏りは止まらないような状態です。ベランダ防水は適切な工事をしない限りは状態がどんどん悪化していく箇所です。弊社では必要に応じて散水試験も行い雨漏りの原因を特定して、最適な補修工事をご提案させて頂きますので雨漏り・ベランダ防水はお気軽にお問い合わせください。
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