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名古屋市在住のみなさん屋根を葺き替え場合の費用相場と、葺き替えの時期について解説します!
更新日:2022年3月5日
こんにちは!街の屋根屋さん名古屋南店のかねこです(*^-^*)
これまで、このブログで、雨漏りの対処や瓦のズレ・板金の浮きなど、症状による
対処方法を主にお伝えしてきました。
今回は、屋根の葺き替えについて、詳しく解説します♪
屋根のリフォームをしたいな!と思っても、どのくらい費用がかかるものなのか。。
どんな施工になるのか。。知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、葺き替えにかかる費用、葺き替えの適切なタイミング、
また、工事期間から、耐用年数までや、葺き替え以外の施工まで、主な屋根材毎に
詳しくご紹介しますので、ぜひ、参考にしていただければと思います(^^♪
まずは、葺き替えの時期の目安・おおよその予算を、屋根材毎に説明していきます!
◆日本瓦・洋瓦の耐用年数
瓦屋根には、日本瓦(和瓦)と洋瓦と
いった種類があり、どれも非常に
耐久性が高く、20~60年程度は持つ
と言われています。優秀ですね!
◆セメント瓦の耐用年数
セメント瓦は、耐用年数が20~60年、塗装工事を10~20年に1度程度行う必要が
あります。和瓦の再塗装は原則不要です。
葺き替えの目安は素材毎に、陶器瓦(釉薬瓦)が50~60年、いぶし瓦30~60年、
素焼き瓦40~50年程度と言われています。
瓦屋根の雨漏りは、瓦屋根自体では
なく、瓦の下に施工する防水シート
などの原因がほとんどと言われます。
できれば、20~30年を目安に葺き直し
を行い、劣化が激しい場合は、葺き替え
を行うと良いでしょう。
屋根のリフォームには「葺き替え」と後で記載する「カバー工法」・「塗装」の他に
「葺き直し」という工法もあります。
「葺き直し工事」は、屋根材を一度取り
外し、下地の修理と防水シートの交換を
行い、再び同じ屋根材を元通り設置する
施工方法です。
傷んで雨漏りなどの原因になる
防水シートを新しくし、屋根材自体は
再利用するため、屋根材の寿命が長い
瓦屋根で行われることが多い工事です。
葺き直しをすることで防水シートと下地はきちんと修理することができますが、
屋根材は元の材料を利用するため、見た目のイメージは殆ど変わらないでしょう。
■葺き直し工事について詳し説明はこちら👉街の屋根屋さん名古屋南店の葺き直し
最近は、和瓦はとても重いため地震に弱く、葺き替えでは、軽量な瓦にして欲しい
と希望される方が増えています。地震の多い日本ならではですね!
軽量な瓦をご希望の場合は乾式工法での施工がお奨めです。
■乾式工法の詳しい説明はこちら👉瓦屋根を更に軽く!乾式工法で住宅の耐震性を向上
【現在の屋根材が瓦屋根】 【現在の屋根材がセメント瓦屋根】
戸建て住宅で現在の屋根材が瓦屋根、またはセメント瓦の場合の葺き替え工事にかかる
おおよその予算を表にしました。
スレート屋根は日本で多く使用されている屋根材のひとつです。
スレート屋根にはアスベストを含むものと含まないものとあります。
アスベストを含んだものは、耐久性が高いのが特徴で20~25年は持つと言われて
いますが、健康被害の問題から2004年より、アスベストを含む屋根材は使用禁止
となりました。現在使用されている屋根材の耐用年数は10~35年と程度となります。
戸建て住宅で現在の屋根材が
スレート屋根の場合の葺き替え工事に
かかるおおよその予算が右の表です。
Point👆
ちなみに、カラーベストやコロニアルも
スレート屋根です。
このカラーベストやコロニアルといった呼び方は
企業の商品名を使っています。
ご注意ください‼
◆アスベスト含有の可能性がある場合の取り扱い
アスベストを含有している可能性があるスレート屋根を撤去・リフォームする場合、
有資格者がいる業者へ依頼すると、解体作業時の不安が解消できます。
見極めとしては、「石綿作業主任者」や「アスベスト診断士」・「特別管理産業
廃棄物管理責任者」などの資格を持った診断士がいる業者なら確実です。
■アスベストについてもっと詳しい解説はこちら👉アスベスト含有屋根材見分け方と解決方法
ガルバリウム鋼板は金属屋根の一種です。
軽量の為、建物全体の負担を軽減できる屋根材と言われており、最近は、耐震性の向上
を目的に、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根へ葺き替える方も多くみられます。
耐用年数は30~40年とされ、
10~20年に一度の周期を目安に業者へ
点検してもらい、状況に応じて、
防水シート交換や葺き替えなどの
リフォームを検討していくことを
お奨めします。
トタン屋根(瓦棒屋根)は、6~10年ほどでさびが発生、やがては錆びた部分が
広がって、穴が空きます。
5~10年毎の塗装で寿命を延ばすこともできますが、耐久性は最長で20年程度と低く、
他の屋根材へのリフォームされる方が多いです。
最近は、新しくトタン屋根に葺き替える
ことは、殆ど見られなくなりました。
では、屋根のリフォームにかかる費用はどのくらいなんでしょうか?
葺き替えのリフォーム費用は、新しく設置する屋根素材・材料により、全く違います。
また、既存の屋根が、アスベストを
含んだスレート屋根の場合、アスベスト
の処理費用も別途かかります。
具体的な内容・㎡単価が下記の表と
なります。
◆これまで、掲載した予算などの価格については、様々な条件【既存屋根材・屋根の
形状・広さと見積もる業者や、お住まいの地域など】によって価格は変わります。
■街の屋根屋さん名古屋南店の詳しい価格はこちら👉
各種屋根工事🔧料金プラン
更に【諸経費・管理費】などの項目も
見積にある場合があります。
最終的な総額費用については、
専門の業者さんで現地調査から見積
作成してもらって、必ず確認して
くださいね!
葺き替え工事の期間は一般的には
6~15日程度です。
ただし、日本瓦の交換の場合は工期が
かかる場合もあるため注意が必要です。
屋外のリフォームは天候に左右され
やすいものです。雨が降ると作業は
できないため、梅雨の時期は工期が
延びるなど、気候の影響を受けやすく
なります。工期については、事前に
業者さんに確認し、不安な場合は相談
をしておくとよいでしょう。
屋根のリフォームにはカバー工法という施工方法もあります。
このブログを読んでいる方のなかにも、耳にしたことがある方や、既にカバー工法
でのリフォームを経験された方もいらっしゃるかもしれませんね!
ここでは、葺き替えとカバー工法の違いや、適した施工方法の説明をしていきます。
では、葺き替え向きな屋根ってどんな屋根なんでしょうか?
まず、現在の屋根材が瓦屋根であること、瓦屋根の屋根リフォームをする場合、
基本的に葺き替えでの施工となります。
瓦屋根は、新しい屋根材の固定が難しい
こと、屋根の重量が増し、建物全体に
負荷がかかり耐震強度も弱くなること
から、残念ながら、カバー工法には
不向きで、葺き替えに適した屋根材と
されています。
また、屋根全体の劣化が激しく下地の老朽化が考えられる場合は、葺き替え工事
での施工となります。
例えば、屋根材のズレや欠け・苔が生えているなどの状態がある場合が該当します。
雨漏りが発生している場合は、瓦屋根以外でも下地の劣化の考えられるため、
葺き替え工事での施工をお奨めします。
そして、耐久性を高めたいとお考えの場合や、既にカバー工法でのリフォームを
済まされている方は、葺き替え工事での施工となりますね。
カバー工法とは、既存の屋根のうえに
軽い屋根材を被せていく工事方法
のことです。
既存の屋根を剥がして処分する
手間や、費用が掛からないことから、
費用や工期を抑えることができます。
■街の屋根屋さん名古屋南店の詳しい解説はこちら👇
二重屋根になる!!屋根カバー工法
では、どんな状態の屋根材がカバー工法に適しているのでしょうか?
カバー工法(重ね葺きとも言います)
のメリットは、下地から葺き替えの
必要がなく、古い屋根材を撤去する
必要もないことです。
撤去の必要がないと、誇りや騒音などの施工時の近隣トラブルを避けることができ、
費用も安価に抑えてリフォームできますよね!
2004年以前に製造されたスレート屋根には、有害物質であるアスベスト(石綿)が
含まれている可能性があるため、葺き替えを行うことで、アスベストが飛散して
しまう危険性があります。
もし、下地や既存の屋根材の状態に
問題がなければ、カバー工法で施工を
検討すると良いでしょう。
但し、必ず専門の業者さんに現地調査を
依頼し、最適なリフォーム方法の
判断をしてもらうようにして
くださいね!
いかがでしたか?
内装や水廻りのリフォームと違い、ご自宅の屋根のいまの状態もわかりにくく、
心配になることも多いなかで、屋根のリフォームを検討されている最中の方の、
少しでも役立てたら嬉しく思います♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました~(^o^)/
屋根に関するお困りごとや心配なことは、
躊躇わずご相談くださいね📞街の屋根屋さん名古屋南店
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