更新日:2016年12月18日
ぐっと気温が下がりここ数日は冬らしく冷え込んだ日々が続いていますね。
東北地方や日本海側の地域では本格的に積雪も始まりました。
雪下ろしの最中に誤って転落し、頭部を強打したことにより死亡してしまった事故も発生しております。
屋根の上から転落し、重大な事故に発展してしまう事例は多くございます。
屋根の高さはそれほどでもないとお考えの方も多いのですが、高所での作業は常に危険がつきものです。
6寸勾配以上、傾斜が高いことを急勾配といいますが、急こう配屋根の場合は屋根足場がなければ年間100件以上屋根の点検を行う
当店の点検員でも屋根の上に上ることは困難です。
また、スレート屋根の場合築年数の経過により苔が発生している屋根になると、斜面はずるずると滑りやすくなってしまいます。
さらに、雨などが降った場合はなおさらです。そのため、屋根に上る場合はすべり止めのついた安全靴などを履いて上るのが一般的です。
屋根に上りなれた点検員でさえ、安全靴とヘルメットを着用ししっかりと対策をしたうえで屋根の上に上るのです。
屋根に上りなれていない方が無理をしてすべり止めの無い運動靴などで屋根に上り、ヘルメットなども無い状態で滑りやすくなった屋根の上でなんらかの作業を
するというのが、いかに危険なことかご理解いただけると幸いです。
また、雨の際に弊社でも多くいただくご相談として雨漏りの簡易的な養生を行うことがあります。
確かに簡易的な養生ですので、雨漏りをしていると思われる箇所にビニールシートや養生テープなどを被せる作業になりますが、雨の降っている際に
この養生の作業がどれほど危険かは前述のとおりです。決して雨漏りがあるからといって、強風や雨の降る際に屋根の上へ登りご自身で養生などの作業は行わないでください。
たしかに、お部屋は雨に濡れて大変かもしれませんが、それでもご自身の身の安全が一番です。
強風や雨が過ぎた後に、しっかりと業者を呼んで屋根を点検してもらいましょう。
当店では屋根の無料点検を行っておりますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。