塗装工事は「しっかりと塗る」ことが非常に大切なのですが、これと同時に大切なのが「余計な部分は汚さない」ことです。
塗装は住宅の耐久性のため…でもあるのですが、やはり美観は重要です。
そのためにも養生をするのですが、養生もしっかりと的確にしておかないと仕上がりが良くなりません。尚。この養生も経験が物を言う部分。熟練のワザが光る場所です。

外壁塗装の開始です。
塗装は基本的には3回塗ることになります。
重ねて塗るのは非常に大切で、仮に塗る回数を減らしてしまうと規定通りの耐久性が出なくなってしまいます。
また、せっかく塗ったとしても剥がれる可能性も出て来るので、しっかりと塗らなくてはなりません。
ちなみに、3回の塗装のいずれの工程も妥協は許されません。塗装のパフォーマンスを守るためにも、確かな工事が要求されるのです。

塗装は塗る場所と塗らない場所があるのは前述の通りですが、写真は窓サッシの養生部分のまわりの塗装の様子。しっかりと養生の部分が守られていることが分かると思います。
塗装は美しくなければなりません。そのためには技術と経験が必要なのです。

屋根も塗って行きます。
屋根はダイレクトに日射を浴びる部分。温度も非常に上がります。温度が上がると言うことは、塗装の劣化が進む条件が増えるということ。塗装においても気を付けなければなりません。
しかも、屋根材には塗りにくい部分もあり、経験が試される場面もあります。確実な施工が不可欠なのです。

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屋根の塗装と言うと、多くの人が屋根材の表面の塗装のみ…と思うかも知れません。しかし、屋根はそれだけではありません。屋根の裏側の軒天など、表面以外の部分も多くあります。
その様な部分は直接日射が当たらないから大丈夫の様に思えるかも知れませんが、やはり建物の外周部分。表面は劣化していて塗装が必要なのです。
ちなみに屋根には塗りにくい部分もありますが、そこも妥協は許されず、やはり確実な仕事が必要とされます。

この住宅の窓には窓シャッターが設置されていました。
窓シャッターは防犯のために非常に重要なアイテムですが、築年数が経ってしまうと表面が傷んで来てしまいます。
そうすると見た感じが悪くなりので、やはり再塗装が必要です。
ちなみに、窓シャッターのケースも金属製。夏場の日射の影響を受けてしまい、表面の温度が高くなって劣化が進んでしまいます。やはり再塗装は非常に重要なのです。

住宅の表面は決して平たんではありません。細かい出っ張りなども多く、意外に複雑な形をしているのです。
当然ながら、この様な細かい部分への塗装も絶対に必要。決して妥協すること無く、確実に塗らなければなりません。
仮に細かい部分だから…と妥協してしまうと、その部分から劣化が始まってしまいます。住宅の耐久性確保のためにも、細かい部分に神経を使わなければならないのです。

今回の工事は外壁と屋根の塗装に加えて、雨樋の工事も入ります。
雨樋は目立たないので重要視されない部分かも知れません。しかし、やはり屋根に付いている部分なので、日射や高い気温などの影響をダイレクトに受けてしまいます。そのために劣化は進んでしまうのです。
仮に劣化が進んで、それでも放置をしておくと破損のリスクもあありますし、壊れた部分が飛散する可能性もあります。交換工事は賢明な判断だったと言えるでしょう。