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東大阪市の戸建住宅で雨漏りしたので、屋根カバー工法とベランダ防水を行いました。
東大阪市 陸屋根
【工事のきっかけ】
築60年以上の戸建住宅で雨漏れしているので見に来てほしいとお電話があり、お話をうかがうと、「以前より雨漏れしており何度も修理されていたそうですが雨漏りが止まらなかった」そうで、今回、街の屋根やさん八尾店に問い合わせいただきました。
基本情報
- 施工内容:陸屋根
- 施工期間:10日間
- 築年数:築60年以上
現状2か所で雨漏りしていました。
1か所目が、キッチンの上で、シミ跡がはっきりと残っていました。
上の写真がその写真になります。
2か所目がすぐお隣の部屋で、寝室ベットの上でした。
就寝中に雨漏りなど、大変ですよね。
この写真が、寝室側の雨漏り箇所の真上の屋根になります。
写真の通り、スレート屋根が破損して割れているのが伺えます。
補修した跡があり、スレート下にブリキが差し込まれている状態でした。
雨漏りの原因の1つだと考えられます。
こちらの写真は、以前他業者でモルタル壁のひび割れより雨漏れしているのではないかとのことで、板金を施工したそうです。
雨が降るとき風があるといつも壁が濡れており、ここが原因ではないかと考え施工されたようです。
大きなひび割れは雨漏れの原因になりえますが、屋根の破損や劣化状態も良くありません。
写真の通り、屋根の一番高い部分の棟包みに錆が発生しています。
スレート部も経年劣化しているため、屋根に他の業者が乗ることで、スレートがどんどん割れていくようです。
スレートは部分的な差し替え補修ができますが、劣化状態を考えると、部分補修している時に違う箇所が割れていく可能性があるます。
今回のように劣化が進行している場合は、現状の屋根の上に新しい屋根を取り付けるカバー工法をお勧めしております。
次はベランダ(屋上)の写真です。
モルタル仕上げの上に、防水機能のある塗料が塗装されていました。
いつ施工されたかは覚えていないそうです。
全体的に劣化しており、大きなひび割れなどもあり、雨漏りの原因の1つだと考えられます。
床からの立ち上がり部にも大きなひび割れがありました。
また、落下防止用の手すりの足元が錆びており、腐食して穴が開いていました。
こういった部分からの雨漏れにつながるため、補修する必要があります。
今回は雨漏りしていることから、ウレタン防水の通気緩衝工法を施工することをオススメさせていただきました。
まずは屋根のカバー工法を施工するために、材料の荷揚げ用の足場を設置します。
屋根カバー工法の材料は、細長い部材で、お部屋内からは通せません。
部分的に足場を設置し、材料の荷上げを行いました。
建物前が交通量の多い道路となるため、比較的に交通量が少ない土曜日の朝一番に足場組立をおこないました。
荷上げ中に足場より材料落下や作業員の転落防止の為、メッシュシートを施工し、足場組立は完了となります。
足場作業は大変危険な作業の為、安全管理する人員や設備が重要となります。
足場組立が終わると資材を荷上げし、屋根カバー工法の施工スタート!!
まず、現状のスレート屋根の上へ防水シートを施工します。
この時、水下側(軒先)より張っていきます。
頂上部分は防水シートがかぶさるように施工していきます。
次に屋根材の金属屋根を施工しますが、今回はニチハの横暖ルーフsを使用しました。
金属屋根材も水下側(軒先)より施工します。
水上(棟)より施工を行うと雨漏りの原因になります。
最後に端の金物を施工すると完了です。
屋根材の次は軒樋・竪樋を施工します。
屋根のカバー工法を施工するとき、既存の樋は高さが合わない事が多いので、新しく施工します。
本現場は台風等で軒樋がすでに破損し、無くなっていました。
屋根カバー工法、施工完了です!!
今回の施工は荷上げ含め、3日間で完了しました。
金属屋根は軽量(瓦屋根の1/10程度)で、カバー工法なので、2重の防水となりリフォームでは、ほとんどがカバー工法となります。
屋根カバー工法の次は、ベランダ(屋上)のウレタン防水を行いました。
まず、防水を施工する前にコケや汚れを除去するため、高圧洗浄をおこないます。
上記写真は高圧洗浄後の写真となります。
次にプライマーを施工したあと、通気シートを張っていきます。
通気シートは下からの蒸気を逃がす役割をしているため、リフォームでウレタン防水を施工する場合、このシートを張る必要があります。
シートを施工しないと、後に不具合としてウレタン防水が膨れたり破れたりして、雨漏れの原因となりますので、ご注意ください。
この写真の筒は脱気筒と呼びます。
この脱気筒が、下からの蒸気の最終出口となります。
蒸気は水下から水上へと移動するため、水下(排水溝側)から離れた通行の妨げにならない場所に施工することが、おススメです。
脱気筒まで施工が終わると、ウレタン防水材を2回塗布し、最後に保護塗料を施行すると完了となります。
きれいに施工できると写真のように反射します。
ウレタン防水は水に濡れると滑りやすくなるため、防滑剤を混ぜた保護塗料を塗布しましょう。
これで雨漏りの心配は今日で終わりですね!!
今回は、雨漏れ補修のために、屋根カバー工法とベランダ(屋上)のウレタン防水をご紹介させていただきました。
施行は、9日間必要で、材料の荷上げや落下・転落防止のため足場が必要となります。
騒音や粉じんが発生するため、近隣の方へ事前に挨拶を実施しました。
・足場→
交通量が多い道路沿いでの足場作業は第三者(通行人や道路車両)への危険も高まる為、周囲への配慮に注意し施工しました。
・屋根カバー工法→
屋根カバー工法では、既存屋根上に施工するため、工期短縮や費用削減につながります。
金属屋根は瓦屋根の1/10程度の重さとなるため、リフォームに最適です!!
金属屋根(横暖ルーフ)について詳しく知りたい方はこちら!!
→
横暖ルーフシリーズについて
・ウレタン防水→
ベランダ屋根や屋上などの防水は、今後のメンテナンス方法も含めウレタン防水をおススメします。
リフォームでの防水工事は、必ず通気シートを施工するウレタン通気緩衝工法で施工を行いましょう。
通気シートを施工しないと、後に不具合が生じ雨漏れの原因となりますので、ご注意ください。
防水について詳しく知りたい方はこちら!!
→
ウレタン防水について
築60年以上の戸建てでの雨漏りは、メンテナンス状況により雨漏れの原因が複数個所の場合が多く、多数個所をリフォームすると金額も倍増します。
定期的なメンテナンスで広範囲の補修も防げますので、春一番や台風シーズン前に点検を行うことをお勧めします。
屋根・外壁の事なら街の屋根やさん八尾店に
お任せください!!
お見積り・現場調査は無料で行っております(*^-^*)
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