屋根カバー工法工事とは、既存の屋根の上から重ねて屋根を葺く工法のことです。
メリットは既存の屋根を撤去しないので、その分工期が短くなり廃材撤去費用を抑えることが出来ます。
デメリットは屋根の総重量が重くなってしまい、耐震性は少し悪くなってしまいますが、
カバー工法では基本的には軽量な金属屋根を使用することが多いです。

➤現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法

・屋根　➤横暖ルーフαプレミアムSを使用しての屋根カバー工法
・外壁　➤外壁塗装、外壁シールの打ち替え
・雨樋　➤軒樋の新設

屋根工事、外壁塗装共に高所作業になります。
足場の設置が必須なので、足場の設置もさせて頂きます。

足場を設置するとその分費用が掛かってしまいますが、屋根工事や高所作業を行う場合はどうしても
必要となる場合があります。

・作業をする職人の安全面の確保
・材料や道具などの荷揚げが捗る
・作業効率が向上し、丁寧な作業ができる
・作業効率があがるので、工期が短くできる

足場を設置することによりこのようなメリットがあります。
やはり１番大切なのは職人の安全面の確保となります。梯子を掛ける等をして無理な体制で作業を行うと
作業効率が悪くなり、危険なので事故が起こる可能性が高くなってしまいます。

今回の工事の様に屋根工事と外壁塗装工事を同時に行うと足場の費用は１回分で済みます。
屋根や外壁の劣化状況次第ですが、可能であれば足場がある間に高所での工事を複数することが理想です。

横暖ルーフαプレミアムSはニチハ株式会社が取り扱う屋根材です。
横暖ルーフは数種類ありますが、今回使用するαプレミアムSはその中でも
現在最高品質の屋根材となっております。

特徴
・屋根材同士を嚙合わせて施工するかん合式で、風に強く飛ばされにくい
・断熱材と一体型の屋根材で、断熱性や遮音性にも優れている
・軽量であるため地震に強く、上から屋根を重ねて葺くカバー工法に向いている
・SGL鋼板という改良型のガルバリウム鋼板であり、普通のガルバリウム鋼板よりも錆びにくい
・20年の変退色保証が付いているフッ素塗膜で紫外線のダメージを受けにくく、耐久性に優れている
➤遮音性、断熱性も遮熱性も申し分なし、軽くて強い横暖ルーフ
➤トタン、ガルバリウム、エスジーエル、金属屋根材徹底比較

唐草とは、軒先やケラバなどの屋根の外側を囲い込む水切り金物のことです。
軒先に流れ落ちる雨水を雨樋へと誘導したり、軒先やケラバ側の内部の木材を雨水から守る役割を担っております。

劣化している外壁の塗膜、チョーキング現象が起こっている塗膜は粘着力が弱くなり、
粘着力が弱い塗膜の上から塗料を塗布しても、塗料が剥がれやすくなってしまいます。
古い塗膜を高圧洗浄で削り落とすことにより、新しい塗料が外壁や屋根に密着しやすくなる効果があるので
とても大切な工程であると言えます。
もちろん、苔や長年に渡りこびりついた汚れを落とすことが目的でもあります。

・下塗りは上塗り時に使用する塗料とは異なる塗料を使用します。
下塗り塗料には外壁と上塗り塗料を密着させる効果があり、傷んでいる外壁に上塗り塗料が
吸い込まれるのを防ぐ効果がありますので、塗装工事における下塗りはとても重要な工程となります。

・中塗りは上塗り時に使用する塗料と同じものをを使用することが多いです。
中塗りの段階で塗装面を滑らかにし、最後の上塗りでキレイに仕上げれるように下地をつくります。

・上塗りは塗装工事の最後の仕上げとなります。下塗り、中塗りで作り上げた下地の上から塗装し、
外観をキレイに仕上げ、塗料の機能性（防水性、防カビ性、遮熱性等）を発揮させることが出来ます。