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ひたちなか市の屋上防水工事は改修用ドレンと絶縁シートから施工
更新日:2022年1月15日
今回は、ひたちなか市における店舗の雨漏りに伴う屋上防水工事の現場からお伝えします。
今回は、改修用ドレンを使用した絶縁シート工法により屋上の防水工事を行っていきます!
「絶縁」と聞くと、何か電気工事でもするのかなぁと感じますが、れっきとした防水工事の工法です(#^.^#)
それでは工事の様子を見ていきましょう。
屋根が平らな建物である屋上や陸屋根は、屋根に勾配のある建物に比べて天井部に雨水が溜まりやすいことから、時として不具合が発生すると雨漏りのリスクが高くなります。
理想は定期的な防水メンテナンス(5年~10年サイクル)ですが・・・
陸屋根や直接目に触れにくい屋上は、お施主様が率先して防水施工を考えられる事も珍しく、殆どは雨漏りなどの不具合が発生してから考え始めるのが現実です( ;∀;)
今回のひたちなか市の現場も、お施主様が目に触れる事のない屋上でした。
関連記事▶シート防水が施された屋上(陸屋根)のメンテナンス方法
前回の調査では、怪しいと思われる箇所へ順番に水をかけていき、雨漏りの犯人が屋上の排水ドレンだと判明しています。
ただこの箇所は、胸壁に囲まれた地上からは一切見えない小スペースな屋上なので、私達プロですら不具合箇所を見つけるのに苦戦した部位です。
事前に・・は理想ですが、現実は目に触れる事のない部位です!
お施主様が事前のメンテナンスを考えるのは、限りなく難しい場所だったと思います(;^ω^)
ただ・・当店の調査で、雨漏りの原因はドレン部だと特定できています。
原因が判明すればあとは改善あるのみ!早速防水施工を開始したいと思います\(^o^)/
因みにドレンとは、排水口や排水管のことをいいますが・・・
ドレン部の穴の周囲に生じた隙間やドレンその物の破損が起因となり、不具合が発生するリスクが高いんです。
しかし、だからと言ってドレン部と配管全ての交換となれば高額な工事費用になってしまいます!
そこで、今回使用する【改修用ドレン】の登場です!先ずは少しご紹介してから始めますね。
改修用ドレンとは、既存の排水ドレンより一回り小さなジャバラ状のドレン付き排水管です。
今回は、ドレンの入り口周辺からの雨漏りに加え、排水管内部の破損による雨漏りも想定されることから、通常使用する60㎝のドレン管ではなく140㎝のドレン管を特別に用意して対策します。
古い排水管に改修用ドレンを差し込み、そこに雨水が全て流れるようにすれば、入り口付近での不具合も解消され既存の排水管を解体撤去する事もありません。
ひたちなか市の現場で行う屋上防水工事にはもってこいの建材です\(^o^)/
そして、今回ドレン部の改修と共に行う屋上防水工事は、塩ビシートを使用した防水工事です。
塩ビシートを使用する工事法は大きく分けて密着シート工法と絶縁シート工法があります。
密着シート工法とは、接着剤を用いて防水シートと下地(建物本体)を密着させる工法です。一方、絶縁シート工法は、防水シートと下地の間に絶縁シートを挟み密着させない工法です。
密着シート工法は、施工費用は安い反面、下地の水分やひび割れなどの影響を受けやすく、シートの剥がれや浮きが生じて寿命が短くなります。
絶縁シート工法は、防水シートが下地からの水分やひび割れ、あるいは接着剤の劣化などの影響を受けにくいことが特長です。
密着シート工法と比較して工事費が高くなるものの、防水効果が続き、トータルではコストが安くなるメリットがあります。
もちろん、工法を選択するにあたり、経験に基づき建物の構造や使用材料あるいは環境を勘案するとともに、さらには予算を踏まえた上で最適な方法を判断しています。
まず絶縁シートを貼る前に、下地の汚れや苔などを綺麗に取り除き、プライマーを塗ります。
プライマーには、絶縁シートと下地の接着を良くする働きがあります。
一見地味に見える作業ですが、この下地処理の出来が防水効果の良し悪しを決めると言える重要な作業です。
完成時の見た目では、下地処理の状態は分からないものの、時が経つにつれて違いがでてきます。まるで時限爆弾のようです。
完成時に目に入ることのない裏側部分まで、手を抜くことなく作業をするところが、プロのプロたる所以です。
信頼できる業者かどうかは、見えない部分にまで頑張れるかどうかにかかっています。
次に、絶縁シートを敷設します。(写真で白くなっている部分が絶縁シートです)
絶縁シートを敷設後、積層鋼板で固定します。
この積層鋼板は、この上に貼る塩ビシートを固定する役目もあり、塩ビシートを積層鋼板でしっかり固定することにより、風による剥がれに対する抵抗力が増します。
改修用ドレンを、元々あったドレンに差し込みます。
改修用ドレンを差しんで固定すると同時に、周囲と一体化させて雨水が浸入する隙間を潰します。
一見、ドレン部分が盛り上がっているように見えます。しかし、塩ビシートを敷設した後に低くなるように、計算の上設置しています。
このドレンが一番低くないと雨水がうまく流れないので、このミリ単位の調整が経験と技術の見せ所です。
最後に貼る防水シートを防水層と呼んでいます。この防水層には、主に塩ビシート(塩化ビニルシート)とゴムシートが用いられています。
塩ビシートは、ゴムシートに比べて厚みがある分、少しだけ長持ちすることが特長です。
また、紫外線に強く、自己消火性があり火災にも強く、その上鳥のついばみなどのいたずらにも強いというメリットもあります。
鳥による被害が意外に多いのはビックリですよね( ^ω^ )
このあとは、塩ビシートをしっかり固定する作業になりますが今日はここまでの作業です!
明日からはいよいよ塩ビシートを施工して仕上げていきます!完成まで今しばらくお待ち下さい。
今回は、皆様が目に触れる表面層ではなく、あえて防水下地の施工風景を中心にお伝えしました。
新築時は新築時の防水工事方法があり、修理修繕には改修用の防水工事方法があります。
【防水とは=水を防ぐ】すなわち雨漏り対策です!
防水工事は、不具合の特定・現場毎の判断・既存の防水層に合う改修方法の選定が必要です。
『屋上の防水工事を考えている』『陸屋根から雨漏りしている』『うちにはどんな工事法が良い?』など
防水工事をお考えの方は是非、街の屋根やさん水戸店にご相談下さい。
当店スタッフ一同、お客様に分かり易く懇切丁寧にアドバイスさせて頂きます\(^o^)/
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