雨漏りしやすいセメント瓦の屋根

新居浜市にある築43年の二階建てのお住いで屋根にはセメント瓦が施工されています。
セメント瓦は雨漏りしやすい屋根材で、こちらの屋根も瓦の重なりに溜まったゴミが毛細管現象により雨水を吸い上げて雨漏りしていました。

セメント瓦を撤去して新しい屋根材にリフォームする屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。

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作業の安全と品質確保のため仮設足場の設置

まずは仮設工事からはじめます。
安全に作業ができるように建物の周りに仮設足場を組み立てます。

「ビケ足場」というクサビ式の足場で足場職人さん3人が手際よく組み立ててくれました。
こちらの建物だと半日で組み上げてしまいます。

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セメント瓦の撤去

既存のセメント瓦を撤去します。
セメント瓦は釘留めされていますが、鉄釘で長さも短いため上に引っ張ると簡単に釘が抜け瓦を剥がせます。
これでは台風など強風で飛ばされる危険があります。

セメント瓦はトラックの荷台に積み込み処分場へ持っていきます。こちらの屋根でセメント瓦の総重量は5.7トンでした。

防水紙は経年劣化でボロボロに

瓦の下には防水紙が敷かれています。
本来は瓦の下に入った雨水が雨漏りしないように防ぐ大事な役割がありますが、経年劣化でボロボロになって防水性能は全くありません。

防水紙も全て集めて撤去処分します。

屋根の最も重要な部分、屋根下地の補強工事

防水紙の下には野地板があります。
長年の雨漏りにより野地板も木本来の油気が抜け、強度が弱くなっていました。

野地板を補強するため、垂木の位置に20㎜×45㎜のヒノキ材の通気胴縁をビス留めします。
その上に構造用合板をしいてビス留めします。古い野地板と合板の間には通気胴縁により隙間ができていて、合板の蒸れ防止になっています。

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防水紙は雨漏りを防ぐ大事な役割

新しく生まれ変わった屋根下地の上に防水紙を施工します。
防水紙は雨漏りを防ぐ大事な役割があります。

使用する防水紙は耐久性・防水性に優れた上位種のゴムアスルーフィング「田島プラチナプラス」
軒先から順番に敷いて専用のタッカーで屋根下地に留めます。

この時注意するのは重ね代、上下は10㎝左右は20㎝以上重ねて施工することが重要です。

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「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」

破風板を取り換えて外観も一新

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「新居浜市で軽量で高耐久の石粒付鋼板屋根セネターで屋根葺き替え」

ケラバに新しい破風板を取り付けます。
破風板は母屋の木口を雨風から守る役割があり、傷みやすい箇所です。

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杉材を加工した破風板で表面は防腐塗料の「キシラデコール」を塗布しています。
破風板を新しく替えると建物のイメージが一新するのでオススメしています。

屋根リフォームで人気の「セネター」

今回、新しく施工する屋根材は石粒付き鋼板屋根の「セネター」を施工します。
まずは軒とケラバにセネター専用の水切板金を取り付けビスで固定します。

水切板金は屋根の端部を雨水で濡らさないようにする役割があります。

セネターは金属屋根ですが表面をストーンチップで保護されているので、これまで金属屋根のデメリットであった夏場の暑さや雨音など遮熱性・防音性に優れます。

もちろん金属屋根なので軽く、7kg/㎡でこちらの屋根だと施工前5.7トンあった屋根重量が826㎏で約1/7の軽さになります。
屋根の軽量化は建物の重心が低くなり耐震性の向上で地震にも強くなります。

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またセネターは独自のインターロック工法とよばれるビス固定のおかげで耐風性も高く風速70mの強風にも耐えます。
地震や台風など自然災害に強いセネターは屋根リフォームで人気の屋根材です。

平部のセネターを施工したら棟を施工します。
棟下地は木材ではなく専用の樹脂木材を使用しているので腐食の心配はありません。

棟下地に棟部材を被せビスで固定します。
これでセネターへの屋根葺き替え工事は完成です。

屋根葺き替え工事の完成

屋根重量も軽くなり耐風性も向上したので、地震や台風にも強い屋根に生まれ変わりました。
お客様にも「これで安心してすごせるよ！」と喜んでいただけました。

雨漏り修理や屋根リフォームをお考えの方は屋根工事専門店の街の屋根やさん西条・新居浜店へお任せください。
無料の点検調査を行っております。

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