セメント瓦は雨漏りしやすい屋根材

こちらは新居浜市にあるセメント瓦屋根のお住いです。
雨漏りにお困りで屋根調査の結果、屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。

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まずは、既存のセメント瓦を解体撤去します。
解体したセメント瓦はトラックに積み込んで処分場に持っていきます。

劣化した防水紙に防水性能は期待できません

セメント瓦の下の防水紙は経年でボロボロに劣化していました。古く劣化した防水紙に防水性能はきたいできません。
防水紙の表面に雨漏りによるシミがありました。

防水紙を撤去すると屋根下地の野地板があらわれます。
長年の雨漏りにより野地板にも腐食がみられます。

雨漏りは放置すると木部を腐らせ建物の寿命を縮めます。
雨漏りに気づいたら早急な対策が必要です。

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野地板は最も重要な部分

古く傷んだ野地板の上に20mm×45mmの通気胴縁を取り付け、その上に厚み12㎜の構造用合板を施工します。
屋根下地には湿気や水気に強い針葉樹構造用合板を使いました。

屋根下地は屋根材を固定するのに重要な役割があります。丈夫で長持ちする屋根下地がお住いを永く守ります。

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防水性の高いゴムアスルーフィング

新しい屋根下地の上に防水紙を施工します。
今回使用する防水紙は上位種のゴムアスルーフィング「田島プラチナプラス」で丈夫で防水性能の高い防水紙です。

軒先から上に向かって順番に敷いて専用のタッカーでとめます。
この時に注意するのは重ね代。上下は10㎝・左右は20㎝以上重ねて施工することが重要です。

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石粒付き金属屋根の「フックシングル」

それでは新しい屋根材を施工します。
今回使用するのは金属屋根の「フックシングル」を施工します。

表面が石粒でコーティングされているのが特徴で、定期的な屋根塗装メンテナンスの必要がありません。

まずはケラバに下地の「タフモック」を取り付け「ケラバ水切板金」被せてビスで固定します。

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防水紙同様、軒先から上に向かって施工します。フックシングルを規定の位置に置いてビスで固定します。
一枚のフックシングルにつき5カ所ビス留めします。

フックシングルは金属屋根特有の軽さがメリットで、建物の重心を低くすることで耐震性を上げ地震に強い屋根材です。

平部の施工ができたら棟の施工をします。
雨水を防水するためのシーラーを張って、下地のタフモックを被せてビスで固定します。

タフモックに棟板金を被せてビスで固定したら今回の屋根葺き替え工事は完成です。

軽くなり耐震性の向上

フックシングルは元のセメント瓦屋根の約1/7の重量で屋根が大幅に軽くなったことで耐震性も向上しました。

雨漏りも解消してお客様にも喜んでいただけました。
雨漏りや屋根のお悩みは屋根工事専門店の私たち街の屋根やさん西条・新居浜店へお任せください。

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