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水戸市で強風によって破損した屋根を調査!下地からの交換が必要
更新日:2022年4月14日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、水戸市で行ったコロニアルスレート屋根の調査の模様をお届けいたします。
強風の吹き荒れた翌日に、ご自宅の庭先に屋根の一部が落ちていたそうです。
どこから落ちたのか分からない上、今屋根がどうなっているのか心配になり、インターネットで調べられて相談を寄せて下さいました。
暖かくなる3月から5月にかけては、台風並みの強風に見舞われることがあります。
いわゆる「春の嵐」ですね。
水戸市でも3月に入った頃から北東の風が強くなり、最大瞬間風速が15mを超えた日も複数観測されています。
風速が15m以上になると雨戸やシャッターが揺れ、場合によっては屋根材が飛ばされる危険性もありますので、十分気をつけましょう。
脱落した2枚の屋根材は、お宅の敷地内に落ちていました。
ご主人様が家の周囲を確認したところ、他には見つからなかったそうですが、屋根が飛んで落ちていたという状況にとても驚かれていました。
屋根から剥がれて落下していたのは「棟板金」です。
棟板金(むねばんきん)とは、スレート屋根や金属屋根の頂点に設置されている板金のことで、屋根材の隙間を覆い、継ぎ目から雨水を防ぐ役割を果たしています。
その一部分が強風の影響を受け外れたようですが、棟板金の先端は尖った形に加工されているため大変危険です。落下する場所によっては、大きなトラブルになる可能性もありました。
2階の屋根に登り棟板金の現状を確認します。
梯子を使って登ってすぐ、棟板金が破損した箇所は「隅棟」だと判明しました。
頂上の大棟の端から対角線上に四隅に伸びている棟を隅棟(すみむね)、または下り棟と呼びます。
屋根の最も高い位置にある大棟同様に、強風の被害に遭いやすい場所です。
隅棟の軒先から2枚分の棟板金がなくなっています。
破損した隅棟の先は車が通れるほどの路地になっており、もちろん人の往来もあります。
今回何事もなく敷地内に落下したのは、不幸中の幸いでしたが…(>_<。)
さらに、棟板金の下の貫板も片側が剥がれ、どこかへ飛散していました。
棟板金が脱落した原因
・棟板金の下地となる木製の貫板の劣化と腐食
・貫板の破損等により釘浮きや抜けが発生
下地がある程度無事であれば、棟板金を再度固定して応急処置をしようと考えていましたが、貫板がなくなっているのでそれも叶いません。
剥がれて飛ばされたと思われる貫板の行方は、結局分からずじまいでした(-_-;)
スレート屋根や金属屋根の棟は、まず「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材を取り付け、その上に板金を被せて釘で固定するという構造になっています。
常に風の影響を受け続ける棟板金は、戸建て住宅で最も不具合が発生する部位とも言われています。
屋根に登る機会はそうそうありませんので、他の棟板金の状態も調査しました。
釘浮きが多数見つかり、中には完全に抜け落ちている釘もあります。
こちらのお宅は以前コロニアルスレート屋根の塗装を行ったそうですが、驚いたことに釘が浮いた状態のまま上から塗料が塗られています。
施工の際にこの釘浮きは分かっていたはずですが、どうしてそのまま塗ってしまったのでしょうか?
塗装専門の業者さんでも、この状態を見過ごすことはないと思うのですが…。
この部分の釘は、塗料を塗ったところと元々の色のツートンになっているので、塗装後さらに釘浮きが進行したと考えられます。
おそらく、下地の貫板の状態が思わしくないのでしょう。
屋根業者と塗装業者の違いと言えばそれまでですが、塗装の前に釘をしっかり打ち直しておけば、もしかしたら今回の棟板金や貫板の飛散は防止できたのかもしれませんね。
そう考えるとなんだかとても残念な気持ちになりました(_ _。)
釘浮きや抜けが多く見られたことから、破損した棟以外の貫板も劣化が進んでいると思われます。
また、コロニアルスレート屋根も所々塗膜が剥がれ、基材となる主成分のセメントが露出していますので、棟を下地の貫板から取り替える棟板金交換工事と、屋根塗装工事のお見積もりを提出いたしました。
今回の屋根の破損は強風が原因ですので、お客様には火災保険の対象となる旨をお話しさせていただき、申請に必要な書類も作成してお渡ししました。
桜の季節が終わったばかりですが、これからは台風シーズンが巡ってきます。
まだ先のように感じますが、現に台風1号は週末に小笠原諸島に最接近する見込みです。
強風や暴風に備え、お住いの屋根を一度見てもらいたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
「屋根から変な音が聞こえる?」「屋根からなにかが落ちてきた!」街の屋根やさん水戸店は調査・点検・お見積もりを無料で承ります!屋根のお悩み事やメンテナンス等、なんでもお気軽にご相談ください(,,ᴗ ᴗ,,)
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