新潟市西区にお住まいの方より、折板屋根から2～3ヶ月前から雨漏れ発生しているので見て欲しいとお問い合わせを頂きました。

早速雨漏れの状況を確認するために訪問してきました。

こちらのお宅は詳しく分かりませんが、恐らく築30年以上は経っていると感じました。

上記写真をご覧ください。天井はクロスが張られておりますが、雨水が染み込み３箇所くらい浮いている状況でした。

まだ天井は初期段階ですが、これが段々と黒く変色してきます。湿気が多いとカビも繁殖しやすくなりますので、早めに雨漏れを修繕しないといけませんね。

屋内の雨染みを確認しましたので、次に屋根上を見ました。

屋根は折板屋根です。

こういった屋根板金はあまり一軒家では少なく、倉庫や社屋の屋根によく使用される屋根になります。

折板は5種類くらい材質があり、中でも耐久性や強度が高いのがガルバリウム鋼板です。

今回現地調査したお宅の屋根は恐らくガルバリウム鋼板かと思います。

さて今回の雨漏れの原因についてお話しします。

屋根上を確認したところ、軒先部分にゴミや落ち葉などが多く詰まっているため、雨水をそのゴミや落ち葉が吸って雨水を逆流させている状況です。

つまり水上に雨水を引っ張ってきており、うまく排水出来ていない為、室内側まで水が浸透してきると考えました。

今回の修繕方法として先ずは足場を設置しゴミを取り除くことを提案させて頂きました。