みなさまこんにちは★
街の屋根やさん和歌山店です！

みなさまがお住まいのバルコニーやベランダの床はどのような材質でしょうか？
モルタル仕上げで硬い床や、ウレタン樹脂で弾力のある床など様々な工法で防水されています。

今回ご紹介する和歌山市在住S様邸ではシート防水と呼ばれる工法で防水されており、
経年劣化でシート防水のシートに亀裂が発生し、雨漏りを引き起こしていました。

雨漏り調査を行い、街の屋根やさん和歌山店ではFRP防水工事をご提案し
工事を行うことになりましたので、その様子をご紹介していきたいと思います★

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和歌山市在住S様邸　FRP防水工事の様子をご紹介します

シート防水されている床からFRP防水にする工事では、
FRP防水を施工する前に新しく下地を形成しなくてはいけません。

なので劣化したシート防水を全て撤去し、構造用合板で下地を形成してからFRP防水工事を行っていきます！
下地を形成した工事の様子をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。
➡和歌山市でFRP防水工事をする前に腐食した下地を復旧しました

木の部材を取り付けた後は、FRP樹脂で防水層を形成していきます。

FRP樹脂を施工するのに下地にしっかりと密着するようプライマーを塗布していきます。
プライマーとは接着剤の役割があり、しっかりと塗っておかないと今後防水層の浮きなど不具合を引き起こすこともあります。
なので、塗り残しが無いよう丁寧に塗装していきます。

プライマーを塗布し乾燥させた後、ポリエステル樹脂と硬化剤を撹拌させた塗料(A)を下地に塗って
その上からガラスマットを敷いて、再び(A)を塗装しガラスマットに馴染ませていきます。

ガラスマットを(A)で馴染ませて乾燥させて硬化したプラスチックを【FRP樹脂】と言います。
FRP樹脂は、水密性が高く全く水を通さないので、宇宙ロケットの素材としても使用されています。
他にも耐摩擦性や耐荷重性にも優れていますので、屋上駐車場などにも使用されます。

しかし、FRP樹脂は伸縮性が無いので、広範囲に施工するとひび割れやすくなったり、
伸縮性のある木造住宅には適しませんのでご注意ください。
他にも、FRP樹脂は紫外線に弱いので定期的にメンテナンスを行う必要もあります。

FRP樹脂の防水層が完成しました！
塗装後は透明ですが、乾燥すると白っぽいプラスチックの床になります。
先ほどもお伝えしたように、FRP樹脂は紫外線に弱いので、
紫外線から保護するためにトップコートを塗装していきます。

次回は、トップコートを塗装する様子をご紹介したいと思います(^^)/

次回の現場ブログ➡和歌山市で防水層をアングルピースで固定し、トップコート塗装しました

和歌山市在住S様邸　前回までの現場ブログはこちらから★

現場調査➡和歌山市でバルコニーのシート防水から雨漏り？FRP防水をご提案しました
下地復旧工事➡和歌山市でFRP防水工事をする前に腐食した下地を復旧しました


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