東金市でマンションの台風被害
更新日:2016年09月06日
東金市の大きなマンションのオーナー様からのご依頼です。現地調査に行きましたが、一見台風被害にあわれたとは思いませんでした。近づくと破風部分の板金だけ無くなっています。下地が残っている為、見た目では、わかりませんでした。マンションだけあって、とても丈夫な作りです。

綺麗に無くなっていた為、ぱっと見は解らなかったのです。ジョイント部分から役ものが剥がれ落ちる様にとれていました。板金だけが取れるという事例がなかったものですから見落とすところでした。

屋上からの写真です。屋根のスレート瓦等に異常は無く、外壁にも異常はございませんでした。周りには障害物が無く、風あたりが多いにもかかわらず、三枚の破風板金の飛散だけで、済んだのも不幸中の幸いかもしれません。

大きな物置きがひっくり返ってしまったそうです。天井に大きな穴が開いてます。天井もケイカル板で軽量鉄骨の野縁、頑丈なはずですが凄まじい衝撃だったのでしょう。実際に荷物が入っている物置きが吹き飛ぶとは、どの位の風が吹いたのでしょうか。もしや小規模の竜巻だったかもしれません。実際に房総の御宿あたりでは、竜巻が発生したらしいですから。近年では災害が大きくなりつつありますので、経年劣化が激しい物などは悪天候前になおしておきましょう。
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