長生郡白子町で棟瓦に台風被害
更新日：2016年09月02日
長生郡白子町から台風被害のお問い合わせが有り、現場調査に参りました。この地域は甚大な被害を受けており、お問い合わせが多くなっています。この大きなお住まいも数多く瓦がずれており、ダメージの大きさを感じさせます。非常に高い屋根で、3段梯子も目一杯伸ばしてやっと届きました。
一番の被害は海側の入母屋部分でした。入母屋破風の上の瓦がもう崩れかかっています。「屋根が高いため、瓦の落下が一番怖い」とお客様がおっしゃっておりました。台風で一番強いとされる東側からの風が一番あたる面です。
瓦は三州瓦です。表面がツルツルとした仕上げですので、屋根の上の移動には気を使います。慎重に現場調査をしています。現在ではあまり見られない平らな部分も少し湾曲したむくり屋根とそり屋根が組み合わせられています。この様な伝統のある家は将来に残したいですね。
しかしながら、風の力は想像を超えていました。こんなにも頑丈に作られていた屋根なのに、一回の台風で壊れてしまったのですから。漆喰部分などは跡形もなく破壊されています。棟の場所は下地と同線でしっかりと固定しているはずですが… 竜巻でも起きたのでしょうか。強いはずの所が崩れておりました。このお住まいの屋根も高いので、一般の方では現状を確認するのは不可能でしょう。そこで出番なのが、私たちです。ご相談いただければ、無料で調査に参ります。
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