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茨城町で浮いていると指摘されたスレートコロニアル屋根を診断
更新日:2022年1月16日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
茨城町にお住いのお客様より、『屋根が浮いているようなので一度見て欲しい』とのご連絡をいただきました。
近所のお宅に入っていた植木職人さんから、浮いていると指摘され心配になったそうです。
お住いの屋根は日々太陽光の紫外線や雨風にさらされているため、徐々に劣化していきます。
そのまま放置しておくと最悪雨漏り等の原因にもつながりますので、お住いの屋根を長持ちさせるためにも、早めに劣化症状に気づき適切なメンテナンスを行うことが大事です。
早速お客様宅に伺い、屋根診断をしていきます!
こちらの屋根は、スレートコロニアルと呼ばれる屋根材で築後約30年が経過しています。
スレートコロニアルとは?
スレートとはセメントを主成分とした薄い板状の屋根材のことで、コロニアルとは『ケイミュー株式会社』さんが販売しているスレートの商品名です。
住宅に使われているスレート屋根材の中でもコロニアルの普及率は非常に高く、商品名ではあるものの、コロニアルは屋根材の名称としてよく耳にするようになりました。
スレートコロニアル屋根はカラーが豊富で施工費用も比較的安価のため、現在も高いシェアを誇る人気の屋根材です。
屋根材が浮いていると指摘を受けたスレートコロニアル屋根を調査していきます。
屋根は山あり谷ありの形状をしています。
塗膜が剥がれ、カビや苔が発生しているのが確認できます。
セメントが主成分のスレートコロニアル屋根は、塗装をすることによって防水性を持たせています。
しかしある程度の築年数が経って塗膜が劣化し防水性が低下すると、雨水や湿気によって苔や藻、カビが発生します。
ところどころ屋根が浮いている箇所が見られ、ボールペンの先が差し込めるほどの隙間が空いています。
場所にもよりますが3~8㎜の浮き(反り)があることを確認しました。
経年劣化によりスレートコロニアル屋根の撥水性が落ちてしまうと、雨水が表面をうまく流れず吸いこんでしまいます。
そうなると雨が止んでもスレートは濡れて湿った状態のままになります。
日差しに当たれば乾きますが、湿気と乾燥を繰り返すことで次第にスレートが反り返り、浮いた状態になってしまうのです。
浮きがひどい箇所はかなり隙間が空き、雨水が内部に入り込みやすい状態になっています。
このような隙間が増えていくと雨漏りして屋根の下地までも傷めてしまう場合があります。
またスレートの浮きが進行すると次第にひび割れていき、屋根材の割れや欠けにもつながっていきます。
スレートコロニアル屋根の頂点にある板金のことを棟板金(むねばんきん)といい、屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっています。
棟板金の繋ぎ目に充填したコーキング部分が劣化しているのが確認できました。
お客様が目にすることは滅多にない部分です。
コーキング剤は棟板金の繋ぎ目から漏水を防ぐ目的で使用されますが、経年劣化により棟板金の納まり方もあまりよくないように見受けられます。
茨城町のスレートコロニアル屋根は、経年劣化によりカビや苔が広範囲に見られ、変形して浮いた屋根材の下に隙間ができている状態でした。
棟板金など屋根の上に登らなければなかなか気付かない部分にも劣化が見られました。
スレートコロニアル屋根のメンテナンス方法は、『屋根塗装』『屋根カバー』『屋根の葺き替え』
の3パターンです。
どのパターンにあてはまるか判断するためのチェックポイントがいくつかあります。
コロニアルの耐用年数は、お手入れ状態にもよりますが約20年~30年程度です。
こちらのお宅は築約30年が経過しており、その間ほとんどメンテナンスをなされていません。
苔・カビの蘇生は、コロニアル屋根基材そのものが湿気を含んでいることを意味します。
塗装で見た目は綺麗に回復しても、本体の耐久性が戻ってくる訳ではありません。
状態を確認する限り塗装だけでは心もとない印象です。
今回のお客様は、当店のほかに隣のお宅で昨年施工していた塗装業者さんにもご相談されていました。
外壁の状態も良くないので、外壁と屋根の両方の塗装を勧められているとのことです。
屋根は見栄えもありますが機能性が最も求められる部分で、現状を把握した上で適切に判断しなくてはなりません。
状態や年数を考慮し、屋根カバー工法が最善だと当店では判断いたします。
塗装は美観を保つ要素と基材を守る保護的役割を果たしています。
外壁は塗装で良いと思われますが、反った屋根材は塗装だけでは元には戻りません。
屋根材の下に施工されている防水紙の耐用年数は20年程度で、塗装では心もとありません。
屋根カバー工法とは、古い屋根の上に新しい防水紙を貼ったのちに軽い屋根を張ってかぶせる工事方法のことです。
防水紙と屋根材の2点が新しくなることで、屋根本来の防水機能を取り戻せるのです。
今回はお客様のご要望もあり【①屋根塗装②屋根カバー工法】の2種類の見積書を提出いたしますが、当店としてはカバー工法をお勧めいたします。
スレートコロニアル屋根診断は「街の屋根やさん水戸店」まで!
屋根はお住まいの中で最も過酷な環境に晒されており、こまめな点検とメンテナンスが大事です。
茨城町の現場は、劣化箇所に気付いた他所のお宅の植木職人さんが親切にも知らせて下さったことで、屋根のプロフェッショナルである私たちの調査につながりました。
お住まいの屋根で気になる点が見つかったら、ぜひお気軽に当店にご相談ください。
街の屋根やさんは徹底した屋根診断を元に、お客様に最善のプランをご提案いたしますヽ(^o^)丿
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