名古屋市北区で古く劣化した屋根漆喰工事 重ね塗りは厳禁です
更新日：2021年10月26日
陶器瓦（和型
漆喰は経年劣化によって剥がれてきます。
15年程度経過するとその様な症状が出てくる事が多いです。
今回の現場では漆喰の剥がれがあり、工事をすることになりました。
漆喰工事の適切な工事方法についてもお話をしたいと思います。
ではさっそく工事の様子へ行きましょう！
漆喰工事では古い漆喰を必ず撤去していきます。
今回も例にならい古い漆喰を撤去していきます。
屋根部分に特製の漆喰受けを設置して屋根下へ落ちないようにしていきます。
なぜ古い漆喰を撤去しなければいけないのかですが、
・古い漆喰の上に塗っても密着しない
・塗り重ねた分、漆喰が外へと出るので劣化の影響を受けやすい
・棟の内部へと雨が入りやすくなる
この様な懸念点があるからです。
しかしいろんな現場へ漆喰を見に行かせてもらいますが重ね塗りをしている現場は非常に多いです。
その多くは飛び込み業者による施工が多い気がします。
ここからコテを使って丁寧に塗り上げていきます。
屋根の形状に合わせてコテを使い分けていきます。
丁寧に塗り上げられておりとても綺麗に仕上がりました。
職人さんの技量に毎回感動させられます。
漆喰は意匠性もありますが、棟の崩れを防ぐためにも機能しています。
瓦そのものは塗装等のメンテナンスは基本的に必要ありませんが
漆喰のメンテナンスは必要です。
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