更新日：2015年11月15日

柏市のお客様の屋根の板金と雨樋の交換工事にお伺いさせていただきました。もともとは雨樋の破損でお問い合わせをいただいていたお客様なのですが、偶然屋根にのぼらせていただいた際に棟板金の飛散も発見することが出来て双方の修理を行う事となりました。自然災害の保険を使用して修理を行います。修理個所は大屋根の棟板金と建物北側の下屋の軒樋の交換です。

通常はあまり交換をするような場所ではないこともあって、棟板金の中に入っている木材の貫板は長年の劣化によって写真のような状態になっています。いまは腐食に強い樹脂製の貫板を使用することも多いです。大屋根の棟板金が強風で飛散してしまっていたものを今回交換いたしました。もちろん貫板も新しくなっていますので当面飛散してしまうようなことはありませんから安心です。

今までは板金と木材を止めているのが鉄釘で真っ赤に錆びていました。補修交換に伴ってステンレス製のビスを使用しています。ここにも安心の鍵が隠されていたのです。交換前の棟板金もだいぶ錆が目立っていました。錆を防止するには、もともとさびにくいガルバ鋼板製の棟板金を使用するか、塗装をこまめにしてあげることぐらいしかありません。

こちらは雪害にて大きく破損していた軒側の雨樋を交換した様子です。すっかりキレイになりました。雨樋の破損は建物への直接的被害というよりは、間接的に何かに雨垂れがあたって音が発生したり、長期にわたる雨垂れは塗装をはがしてしまったりなどを引き起こすことがあり音などに関してはご近所の方々にも迷惑となってしまうことがあります。雨の日に外に出るのは面倒臭いでしょうが大風や大雪のあとは確認されることをお勧めいたします。

うちの職人が落ちそうになっているわけではありません。一階の雨樋ですが、隣地との隙間が狭かったため足場の架設をおこなっています。ちゃんと足場にのって作業をしていますのでご安心ください。

もろもろの作業を終えて、最後はゴミや大き目の埃の掃除をおこなって工事は終了となりました。