横浜市神奈川区にて、屋根葺き替え工事。コロニアル葺き
更新日：2015年08月28日
前回は防水紙張りの状況をお伝えしました。今回はコロニアル葺きをお伝えします。
正式名称は「彩色（さいしょく）化粧スレート」と言います。平型の化粧スレート屋根で、コロニアルはメーカーの商品名です。セメント基材とパルプ繊維で結合されており、最近では超微粉末材を配合し結合を強化されています。２０００年以前はセメント基材とアスベスト使用し圧縮形成しておりましたが、現在のコロニアルはアスベストは含まれておりません。厚さは４．５ｍｍ程度で表面は完成品の段階でアクリル塗装を施しており、長さは１枚あたり９１０ｍｍです。
専用の切断機器で端の部分は調整しながら、軒先から上へ釘で留めていきます。施工中は先孔なしでの釘打ちや打ち込み過ぎに注意し、強く突き付けることは避け、収まり周辺部や雪止め金具周辺の歩行には気を付けなければいけません。
下から上へと葺いていき棟の部分までいくとコロニアル葺きは終了です。作業後は必ず安全上の問題も含め清掃をします。次回は棟板金の画像をアップします。
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