熊本市東区で軒天にできた雨染みの原因は鳥の巣？春は鳥害に注意
更新日：2021年7月5日
熊本市東区にて『軒天に雨染みができている』とご相談があり、現地調査にお伺いしました。
建物詳細 ２階建て木造住宅
相談内容
軒天にうっすらと雨染みができている。
どこか雨漏りしていないか心配なので点検してほしい。
早速被害箇所を見てみましょう。
こちらが雨染みがあるという軒天です！！
うっすらと雨染みができています！
こちらは耐火性だけでなく、耐水性にも優れているケイカル板（ケイ酸カルシウム板）の為、すぐに破損する事はないと考えられます。
しかし、軒天の雨染みは放置厳禁です！！
雨染みができている＝建物のどこかに不具合が起きている
という事です。
放置すると部材の劣化が進行したり、カビ、室内の雨漏りに繋がり、健康被害を被ったりや大規模な工事が必要になる場合もあります。
また、軒天の劣化が進行し隙間ができてしまうと、小動物や虫が住み着き、糞尿などの二次被害にも繋がります。
建物が出す不具合を見逃さず、早めに処置を行う事が大切です。
こちらもご参考ください
雨樋にゴミが溜まっています！
屋根の上に鳥の糞もたくさんありました。
鳥の糞が金属屋根を傷める原因になるという事をご存じですか？
鳥の糞は強い酸性の成分を含み、金属屋根の錆び・腐食の原因になります！
また、一度付いた糞はこびりついており簡単には取れない為、高圧洗浄機などで撤去する必要があります。
今回、お客様には
・雨樋を清掃の上、落ち葉除けネットの設置
・屋根の清掃
・軒天の張り替え
をご提案、御見積書の提出させていただきました。
落ち葉除けネットを雨樋に設置することで、落ち葉や鳥の巣が雨樋に入りにくく、詰まりを予防できます。
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春先は鳥が最も巣作りを行う時期の為、注意が必要です！
鳥は子育てがしやすいように、エサとなる虫が活発になる３～５月に巣作りを行います。
ヒナや卵が居る間に巣の撤去をしてしまうと、鳥獣保護法により罰せられてしまいます。
撤去する際は、市町村の許可が必要となってしまう為、巣を作らせない事が大切です。
（今回のお客様宅はヒナや卵がなかった為、撤去に許可は不要です。）
昔から、『燕が巣を作ると縁起が良い』とは言いますが・・・
実際の所、鳥に巣を作られるとこのような糞害や住宅に影響もあり、大歓迎とはいかないですよね＾＾；
街の屋根やさん熊本店では、お客様ご自身で見ることが難しい屋根・雨樋なども無料で調査させていただきます。
お気軽にお問合せくださいね♪
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