貝塚市の2軒長屋のカラーベストの屋根の塗り替えの様子をご紹介！
更新日：2025年9月17日
塗装することで屋根や外壁の劣化の原因になる【防水性】を確保して、尚且つ【美観性】を向上させることができます。
屋根・外壁塗装について詳しくお伝えしている記事がありますので良かったらご覧になってください。
屋根・外壁は日々ダメージを受けています！
屋根塗装について漫画でご紹介しています！
貝塚市にお住いのT様より屋根塗装と外壁塗装のご相談をいただき、外装リフォームを行いました。
T様邸は2軒長屋で、屋根と外壁がお隣と繋がっています。
塗装する時は、お隣の住宅との境目で区切り塗装させていただきます。
この記事ではカラーベストの屋根塗装の様子をお伝えしていきますね！
カラーベストとはケイミュー株式会社が製造・販売している屋根材の商品名になります。
【スレート】【化粧スレート】【薄型スレート】【コロニアル】とも呼ばれている屋根材です。
厚みが5mmほどの平たい板状の屋根材で、主原料はセメントと補強の繊維質です。
軽量なので、瓦のように建物に負担をかけることが無く、色やデザインも豊富なので人気があり、
最近の新築の住宅で多く使用されているので「見たことがある！」というかたも多いのではないでしょうか。
カラーベストはもともと吸水性があるので、表面に塗装をかけて防水性を加えています。
塗膜が傷んでくると、防水性が低下して雨水を吸い込むようになり、濡れたり乾いたりを繰り返すうちに、カラーベストが反ったり、割れたり、苔が生えるなどの劣化症状が出てくるので、定期的な塗り替えが必要なのです。
T様邸の屋根も塗膜が傷んで苔が生えていました。
塗膜が傷んだ状態のまま放置すると、カラーベストが脆くなり、ひび割れが多数発生してしまうため、そうなる前に塗り替えて塗膜で保護してあげましょう。
定期的なメンテナンスで屋根を長持ちさせましょう！
カラーベストのメンテナンスについての記事はこちら
屋根塗装と外壁塗装で使用する仮設足場を設置しました。
屋根や外壁の塗り替えでは、お家の周りに足場を組み立てることがほとんどです。
足場は職人の安全を確保するだけでなく、作業性をよくして品質のいい工事を行うために必要です。
一度建てた足場を、他の工事でも利用すると足場の費用が抑えられますので下記の記事を是非読んでみてくださいね！
足場についての記事 ➡ 一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用して洗浄する作業のことです。地上から屋根まで長いホースを上げて、ノズルから出る高圧の水により汚れや苔、古い塗膜などを落とす役割があります。
では、なぜ高圧洗浄が必要なのでしょうか。
それは、塗装面に汚れや苔、剥がれかかった塗膜が残ったまま塗装すると、塗装面と塗料の間に汚れが絡んでうまく密着しないからです。
例えば、ホコリが積もった箇所にシールを貼るとしっかりとくっつかない・・・それと同じ原理で、塗料を塗る時も下地がきれいな方が密着するのです。
塗膜を長持ちさせるためにも、高圧洗浄は必須の工程になります。
高圧洗浄で汚れや苔、塗膜などを洗い落として乾燥させてから塗装の工程に移ります。
一般的に、屋根や外壁の塗り替えでは「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分けて行います。
下塗りは塗装面の吸い込みを抑えたり、上塗り塗料をしっかりと密着させる下地をつくる「下地調整」の工程になります。
下塗りを省くとせっかく塗った塗料が早い段階で剥がれる可能性があるため、塗装工事では欠かせない工程です。
タスペーサーとはカラーベストの塗り替え時に使用する縁切り部材のことです。
カラーベスト葺きの屋根は、もともと屋根材の下端に隙間があるのですが、塗装をするとその隙間が塗料で埋まってしまいます。そうすると、毛細管現象（もうさいかんげんしょう・細い隙間に水分が吸い上げられる現象のこと）を引き起こして内部に雨水が溜まって雨漏りすることがあるのです！
昔は塗装した後にカッターで縁を切って（塗膜を切って）隙間を開けていましたが、作業に時間がかかり、見た目にも悪影響を与えていました。そこで登場したのが【タスペーサー】です！！
塗装する前（下塗り後）にカラーベストの隙間にタスペーサーを挿入しておくと、塗装しても隙間が確保されるので、
雨漏りを誘発する心配がありません。
実際に、塗り替え時の縁切り（タスペーサーの施工）が行われていなかったことが原因で雨漏りしていた事例がたくさんありますので、街の屋根やさん岸和田店では必ず行っている工程です！
※カラーベストの劣化が進んで反りが大きい場合はタスペーサーを挿入しても抜け落ちてしまうので施工できないことがあります。
屋根を下塗りしてタスペーサーを挿入した後、中塗りの工程を行いました。
中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使用させていただきます。同じ塗料を2回に分けて塗装することで塗りムラのない美しい仕上がりになるからです。
この段階で、お好みの色に着色していきます！
今回使用したのは日本ペイントの遮熱塗料、サーモアイです。
中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りました。
塗料の【遮熱性】【耐候性】【耐久性】などの性能を活かすには、塗膜に既定の厚みが必要です。
性能のいい塗料を使用しても塗膜に厚みがないとその性能を発揮させることができません・・・！
中塗り・上塗りに分けて塗装することで塗膜が二重になり厚膜に仕上げることができます。
T様邸は2軒長屋なので、屋根の取り合い部に印を付けてT様邸の屋根を塗装しました。
奥に見えているのがお隣の屋根です。
色褪せて苔が生えていた屋根を塗り替えて防水性が向上し、美しくなりました。
T様邸で使用した日本ペイントの塗料「サーモアイ」シリーズについてもっと知りたい！という方は下記のリンクで詳しくご紹介していますので是非ご覧になってくださいね！
日本ペイントのサーモアイシリーズ ➡ 夏の暑さを軽減する遮熱塗料、サーモアイシリーズ
T様邸は外壁塗装も行ったので次の記事でお伝えします！
T様邸の外壁塗装はこちら ➡ 貝塚市のパーフェクトトップで塗装した外壁塗装を写真でご紹介！
「屋根と外壁が色褪せてきたので家が古く見える」
「建ててからまだ一度も塗り替えをしていない」
「周りの家が次々塗装してきれいになっていくので、うちも塗り替えた方がいいかな・・・」
など、屋根塗装や外壁塗装で気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね！
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