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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
富津市青木にお住まいのお客様は、ベランダ上部に雨樋がありますが床にいつも鉄の錆が落ちている事に気が付き、雨樋がグラグラになっていることに気付かれたようです。交換したいと思ったそうですが錆びている部分はバルコニー上部の 雨樋だけで小工事でした。 修理をホームセンターに頼むと別の場所も交換しないといけないと言われてしまいましたが、雨樋工事では仮設足場が必要になるとのこと。気になっている部分は一部分なのに、高額の見積りしかもらえなかったとの事でお困りになっていたそうです。 ホームページで調べていると私達、街の屋根やさんにたどり着き、どんな小工事でも見てもらえると言う事が記載されていたそうで、試しに連絡をして頂いたそうです。
担当:谷
富津市青木にお住まいのお客様は洗濯をベランダで干していると、何かの錆がベランダ床に落ちていることが気になったようです。初めはあまり気にしていなかったそうですが、余りにも落ちているので何かと思い屋根を見てみると、雨樋の受け金物が錆びており、今にも落ちてきてしまいそうになっている事に気が付きました。
数年前に外壁塗装した時に雨樋も塗装してもらい、まだ問題がなく交換するまでもないと思っていたそうですが、金物がここまで劣化していると雨樋まで壊れてしまうのではないかと心配になったそうです。
金物だけ交換してもらいたく近くのホームセンターに修理の要望をしたところ、調査には来てくれたものの金物だけ交換してもらいたい事を伝えるとあまりいい顔はせず、金物を交換するには全て雨樋から交換する必要があること、仮設足場を全て設置すると言われてしまったそうです。
見積もりも一応出してくれたそうですがとても高く提示されたそうです。ご自身が気になる場所はバルコニー上部の雨樋で、塗装をした雨樋も交換までは考えておらず、ご自身の希望とはかけ離れており失望してしまったそうです。このまま放置も出来ず諦めかけていた所、インターネットで小工事でも工事をしてくれると言う事が記載している私達、街の屋根やさんを見つけたそうで、見積もりも無料で調査もしてくれる事から、ご連絡を頂きました。
ご連絡を頂き、お客様のお話を聞いてみると、バルコニーの床に錆が落下して床に付着してしまう事が一番困っているとの事でした、出来ればそこまで金額を掛けて工事したいとは思っておらず、ご要望通りの工事をしてくれる工事店が無かったそうで、とてもお困りになっていたそうです。
現地調査をして見ると、海に近い事もあり多少塩害で劣化はしているものの、雨樋に支障が出るレベルではありませんでした、只バルコニー上の雨樋受金物だけが、塩害をまともに受けてしまい錆が目立ち、触ると壊れてしまうレベルになっていました。
お客様も高齢と言う事もあり、金額を掛けない様に、なおかつお客様のご要望に添える様に、今回はバルコニー上部の金物交換工事をする事になりました。お客様のご自宅は屋根が瓦になっており雨樋も屋根から少々離れており、なおかつ固定する破風板が斜めになっている為、通常の打ち込み金物では、固定が浅すぎてしまう為、勾配付きで長い受け金物を注文するしかありません。
今回の工事では雨樋は交換しませんが元々付けられてあった雨樋も受け金物の劣化で水勾配が保つことが出来ませんでしたので、雨水の流れを妨げていました、その証拠に雨樋内部には砂埃が溜まっており、雨水の流れが悪くなってしまっていました。今回は水勾配(平行面)をしっかり取るように工事する為、水糸を張り雨樋に勾配を付けて行く目印を付けます。
105半丸雨樋は雨水を雨樋自体にため込むことができないタイプの雨樋ですので、勾配を付けないといけない雨樋です、雨樋の中には水量をため込むことが出来る雨樋もあり、主に角型タイプで大型な物になります。そのようなタイプですと屋根と平行に取り付けられ、取り付ける破風板の幅が小さく出来るためデザイン上綺麗に見えます。
今回使用している雨樋は105半丸タイプですので、しっかり水勾配を付けます、水勾配は100/1~2勾配(1mに対して1cm~2cm)取らないと雨水が通常に流れません、雨水と共に屋根上に溜まったホコリや砂を一緒に流れなければいけないので勾配は大切です。
通常の工事では雨樋が付いていない状態で、金物の位置を特定し取り付けるのですが、一気に既存の受け金物を撤去出来ない為、雨樋総寸法の半分づつを解体し取り付け工事をする事になりました。
撤去した既存の受け金物はカットして撤去いたしましたので、穴が開いた部分はコーキングにて塞ぎました。金物は破風板に打ち込むタイプではなく、釘やビスで表面に固定を致します、固定する釘やビスも、ステンレスなど塩害に比較的強い物を使用いたします。
今回はバルコニー内部での工事が出来ましたので、仮設足場工事を必要とはされませんでしたが、雨樋工事は基本屋根より外側に設置してありますので、足場工事とセットになり高額な工事となってしまう事が多くあります。今回はお客様のご要望にこたえる事が出来ましたが、偶然が重なったからになります。
塩害が起こりやすい場所とそうではない場所があり劣化具合にも差が生じてしまう事があります。しかし部分工事では全体を工事するより比較的割高になりやすいので、出来る限り一回の工事で色々な場所の工事を補修する方が、トータルコストもお得になります。今後のメンテナンスもご検討中の方はぜひご検討ください。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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