ホーム > 和泉市の屋根葺き替えでお勧めの屋根材「コロニアルグラッサ」

和泉市の屋根葺き替えでお勧めの屋根材「コロニアルグラッサ」
更新日:2025年11月27日
和泉市の皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
先日より和泉市M様邸の屋根葺き替え工事の様子を各工程ごとにこの現場ブログでお話しています。
今回は、いよいよ新しい屋根材・ケイミュー株式会社の「コロニアルグラッサ」を葺く工程です!
工事の様子や「コロニアルグラッサ」についてお伝えしますので、
よかったらご覧になってくださいね (*^-^*)
☆ 和泉市M様邸の屋根葺き替え工事のポイント!
● 重いセメント瓦から軽量で薄型のコロニアルグラッサ(化粧スレート)に葺き替えて屋根を軽量化し地震に備える!
● M様邸はお隣と繋がった形状なので、お隣の屋根の取り合いの雨仕舞(あまじまい)をきちんと行いました!
雨仕舞とは・・雨水が内部に浸入しないように工夫すること
それでは、和泉市M様邸のコロニアルグラッサ葺きの様子をご紹介します!!
■ 前回の記事で「既存瓦のめくり・撤去」「野地板・ルーフィング敷き」の工程をご紹介しました。
写真は野地板(のじいた・屋根の下地板のこと)の上にルーフィングという耐久性のある防水シートを張った様子です。
ルーフィングで屋根全体をしっかりと防水したので、この上にコロニアルグラッサを葺いていきます!
まずは、コロニアルグラッサについてお話したいと思います。
■ コロニアルグラッサはケイミュー株式会社が製造・販売している屋根材のことです ■
主原料はセメントと繊維質で、厚みが5mm程の平らな板状になっています。
コロニアルグラッサは商品名で「化粧スレート」「スレート瓦」
「カラーベスト」「コロニアル」とも呼ばれています。
コロニアルグラッサはアスベストを含んでおらず、コロニアルシリーズの中でも
耐久性に優れていて「グラッサコート」という特殊な塗装により変色が抑えられ
色褪せしにくく長期間に渡りきれいな状態が続きます。
コロニアルグラッサの情報
■ 1枚当たりの重量・・約3.4㎏
■ 1枚当たりの厚み・・5.2mm
■ 1枚当たりの大きさ・・910mm×414mm
☆ コロニアルグラッサは、1枚1枚釘で固定しますので、地震の揺れを受けた時に落下しにくく、
丈夫なので風にも強いという特徴があります。(※屋根材が劣化している場合を除く)
コロニアルグラッサをご検討されている方へ
■ コロニアルグラッサ(スレート)を葺く前に、ケラバや軒先に水切りを取付けました。
水切りとは・・雨水が内部に浸入するのを防止する部材
ケラバとは・・屋根の雨樋が付いていない三角になった面の端のこと
軒先とは・・屋根の流れの一番低いところ
⚠ ケラバ水切りはルーフィング(防水シート)の上に、軒先水切りはルーフィングの下に
取付けないと雨水を受けて内部に浸入してしまいます。
軒先から順番にコロニアルグラッサをケラバ水切りに差し込んで葺いていきます。
■ コロニアルグラッサは、1枚1枚釘で固定します。
継ぎ目が揃っているとそこからから雨水が浸入してしまうので、重ね代を取って継ぎ目が交互になるように葺きます。
コロニアルグラッサは釘留めで固定されているので、地震で落下する心配がありません!
ただし、劣化が進んでいると台風などの強風が隙間に吹き込んだ時に割れて剥がれる可能性があります。
■ M様邸はお隣の住宅と繋がった形状ですので、屋根にも取り合いがあります。
今回、M様邸の屋根を葺き替えるにあたり、この取り合い部の雨仕舞をきちんと行いました。
M様邸の屋根を葺き替えたことによって、お隣の住宅の屋根に問題が発生しないように施工しないといけません!
更に、今まではお隣の住宅と同じセメント瓦を葺いていましたが、
今回の工事で厚みが薄いコロニアルグラッサに葺き替えたので、取り合い部の仕上をどうするか相談し、
既存と同じようにセメント瓦を葺いて仕上げることになりました。
まずは、屋根の雨仕舞で、取り合い部に水切りを取付けました。
そして仕上げのセメント瓦をしっかりと固定するため、下地材も取付けています。
■ お隣の屋根の取り合い部になんばんを敷き、その上にセメント瓦を載せてビスで固定します。
仕上で使用するセメント瓦は、再利用することを前提に、瓦をめくる際にきちんと保管していました。
この瓦は「紐丸瓦・ひもまるかわら」と言い、半丸状の瓦なので、屋根の取り合い部を覆って雨水から守ることができます。
なんばんとは・・石灰にスサと糊を混ぜ合わせた葺き土のこと(瓦を葺くときの下地)
■ お隣との屋根の取り合いになんばんを載せ、その上にセメント瓦をビス留めして仕上げました!
屋根の取り合い部を瓦で覆って、更にズレないようにビスで固定したので安心です。
また、雨水が内部に浸入するのを防ぐために水切りも取付けたので、見えない部分でもきちんと防水できています。
■ M様邸はお隣の屋根と棟違いになっています。
棟とは・・屋根の頂点の水平部分
棟がそれぞれズレていますが、屋根の勾配が揃っている形状です。屋根の取り合いの仕舞の関係で、棟を一部セメント瓦で仕上げないといけません。
以前は屋根の下地に直接固定できていましたが、この工事で屋根材が変わったので、段差が生じ、同じように復旧することができません。
棟瓦をしっかりと固定するために、補強金具を取付けて、そこに下地を設置ました。
この下地に向かって棟瓦をビス留めして復旧します。
■ 棟になんばんを敷いて棟瓦を載せてビスでしっかりと固定しました!
なんばんを敷いたので、屋根面の瓦との取り合いも防水できています。
また、なんばんで対応できなかった部分にはシーリングを充填して処置しました。
■ コロニアルグラッサを葺いた屋根の棟板金と、棟瓦との取り合いは、
屋根材の形状が異なるので隙間が大きくあいてしまいます。
棟の取り合いの隙間から雨水が浸入しないように、板金で覆ってしっかりと防水しました!
お隣の屋根との取り合い部は、このようにきちんと雨仕舞できています!
■ M様邸は急こう配の屋根が1箇所あり、外壁に面しています。
外壁と屋根面との取り合いには「壁際水切り・かべきわみずきり」という水切りが取り付けられています。
この水切りは施工する時に外壁に立ち上げて埋め込まれているので、撤去せずそのまま残すことになりました。
この葺き替えで厚みのあるセメント瓦から薄型のコロニアルグラッサに葺き替えたので、屋根の仕上の高さが低くなりました。そのため、既存の水切りと屋根面の間に隙間が生じるので、上に大きな水切りを被せて取付けて仕上げます。
■ コロニアルグラッサを葺いた後、最後に棟板金を取付けました。
棟板金とは、棟に取り付ける板金のことです。
棟は屋根面との取り合い部で、隙間が生じるので雨水が入らないように防水しないといけません。
使用する屋根材によって棟の仕上は異なりますが、コロニアルグラッサなどの
スレート葺きの場合、板金を被せるか、専用の棟包みを取付けて仕上げます。
ここまでくると、屋根の葺き替え工事はほぼ完了です!
この後、板金職人が急こう配の屋根の壁際水切りの取付や雨樋の交換を行いました。
■ 次の現場ブログで、急こう配の屋根の壁際水切り取付や、雨樋の交換、テラスの波板張替えなどの様子をご紹介します!
既存の壁際水切りの上に大きな水切りを取付けたので、雨水が入りにくくなりました!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。