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屋根カバー工法「カラーベストカバー工法編」写真で詳しく解説!
松本市 屋根カバー工事 屋根葺替、カラーベストカバー工法
【工事のきっかけ】
基本情報
セメントを薄く伸ばして、塗装を施した屋根材をスレート屋根といいます
コロニアルや、カラーベストはメーカーの商品名で、
特にシェアが高かった為、スレートの代名詞として使われるようになりました
写真のスレートは塗装ではもう修復は不可能。
今のスレートを剥がさずに残したまま、その上から新しい屋根を被せる工法がカバー工法です。
スレート屋根には色々な形があります。
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/1_R-2.jpg)
こちらは、カラーベストが雨水や雪解け水などを吸い込んでしまい、内部から崩壊してしまう現象です。
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/2_R-2.jpg)
こちらは、一見塗り替えが出来そうに見えますが、表面に白い模様が見えています。これはカラーベスト本来の色です。
ここまで来てしまうと、塗り替えの場合は下処理(カラーベストを固くする)を行わないと剥がれの原因になります。又、葺き替えと同等の金額になる場合がありますので注意が必要です。
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/3_R-2.jpg)
こちらは、メンテナンスやアフターサービスのご利用を行ってこなかったカラーベストです。
元々の色は茶色ですが、全体的に黒ずんだり苔などが生えてしまっています。 ここまで来てしまうと塗り替えは不可能と思って下さい。
まずは雪止めの撤去、棟の板金を撤去していきます。
棟は屋根のてっぺんの本棟と、寄棟の場合は本棟から四角(よすみ)に向かっている下り棟があります。
こちらが寄棟の下り棟です。
カラーベスト屋根の下り棟は、屋根材に直接木材の下地材を打ち付けて取り付けを行います。なので高確率で腐食が進み簡単に外すことができます。
撤去するとこのような状態に。
この写真は下がり棟の板金を撤去した画像です。
次にルーフィング(防水シート)を敷いていきます。
・繋ぎ目は10㎝程度重ねます。
・ビスと細かく切った鉄板で止めます。
この状態になれば雨が降っても心配ありません。
伸縮性のあるルーフィングを使用しているため、止めたビスから雨水が入り込むこともありません。
使用している商品は、こちら。
チャンピオンルーフィング。
作業中、簡単には破けたりしません!
防水性の高い商品です。
屋根材を葺く為のスタート部材(スターター)を取り付けます。いろいろな種類があります。葺き替える屋根材により変わります。
屋根材を軒先方向から葺いていきます。
軒先から2段葺き替えてから雪止め設置です。
雪止めの取付け。画像の雪止めは先付け金具です。
しっかりビスで垂木へ取付けます。
垂木とは屋根の骨組みです。なので、雪の重みにも耐えることが出来るのです。
屋根材を立ち上げ、雨水の侵入を防ぎます。
施工業者さんによっては立ち上げを作らない事もありますが、弊社では必ず立ち上げを作ります。何故なら雨漏りの原因になるからです。様々な要因がありますが一つ例として、横葺特有のジョイントを水が走ります。
原理としまして、毛細管現象で屋根材と屋根材のつなぎ目を水が流れていくことです。
立ち上げ全体の様子です。
少しでも立ち上げを作ることによって雨漏りへのリスク回避を行うためです。
棟板金の取付。
樹脂製の下地材を使用します。木製の下地を使用しても良いですが、腐食が進んでしまうと簡単に棟が取れてしまい、自宅や近隣へ被害が及びます。なので弊社では樹脂製の下地を使用しています。
樹脂胴縁を下地にして屋根板金を立ち上げします。
その胴縁に樹脂ヌキ(貫)を取付します。
つまり2段にして棟の中の方に水が入らないようにする工夫をしております。
棟板金を取り付けていきます。
この画像は軒先に専用剣先という板金をつけています。
ヌキの幅は棟板金の内側寸法ちょうどに作成されています。
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/25_R.jpg)
全体の施工図になります。棟の合わせ目が職人の腕の見せ所です。近年コーキングのみで処理する人が多いです。
時代の流れでしょうか?
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/26_R.jpg)
仕上がりになります。屋根の凸凹調整をしてから屋根工事・葺き替え工事を施工するとラインの乱れがなくとてもきれいな仕上りとなります。
![屋根カバー工法「カラーベストカバー工法」](/wp-content/uploads/sites/44/27_R.jpg)
最後になりますが、カラーベストカバー工法は塗装に比べて工事金額は高くなります。ですが、カラーベスト本体の耐久年数を超えて塗装を行いますと、剥がれる可能性やそこから雨水が侵入し、雨漏り、二次災害で内装の傷み、これらの事を考えますとカバー工法や葺き替えを行った方が断然お得になる場合があります。検討する際は一度お考え下さい。
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