平塚市｜防水の劣化から下地の木がスカスカに
更新日：2015年03月30日
神奈川県平塚市に屋根の調査に伺いました。
屋根はスレート葺きで、状態も良好でしたので今回は塗装工事をご提案したのですが、調査をしていて気になる所は他に有りました。
気になるのは、玄関上の庇です。陸屋根上になっていて、FRPの防水がしてあり、笠木には板金が取り付けてあるのですが、笠木が飛んでいってしまっています。写真の左側が飛んだ部分です。
これなんだか分かりますか？ 立ち上がりの壁の中なんですが、下地の木が腐って無くなりかかっています。
錆びた釘だけが残った状態です。
モルタルと塗膜の間に雨水が入って、完全に剥がれています。
軒裏を見ると雨漏りの跡が有りました。外部なのであまり気にならないのですが、室内でしたら天井と壁に雨漏り跡がくっきりと残る状態です。
排水周りには水が溜まってコケが発生しています。床の防水にも浮きが出てきていますので、この状態でしたら間違いなく雨水が回っています。今現在はFRP防水なのですが、木造住宅にはFRP防水は向いていません。硬化しますので耐久性が非常に高いのですが、硬すぎて木造住宅の動きに付いてこれずにひび割れの発生原因になります。今回の工事では、下地を作り直した跡にウレタン防水を行います。施工性も良く弾力性の高い材料ですので、木造住宅の動きにも付いていきます。放っておくと柱や梁などの構造材にまで影響していきますので、早急に直さなければなりません。ご質問やご不明な点など御座いましたら、フリーダイヤル０１２０-９８９-７４２までお気軽にお問い合わせ下さい。
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