更新日：2015年03月24日

今日ご紹介するのは豊島区で行われているＭ様邸の軽くて地震に強い金属屋根へ葺き替える、屋根葺き替えの現場です。

まだ少し肌寒く、街路樹の桜も開花をためらっているようですが、日差しの暖かさも感じられ、屋根葺き替え工事の完成時には現場近くにあるＪＲ山手線駒込駅前のソメイヨシノの記念公園の桜も開花しそうな気配です。Ｍ様からお聞きしたのですが豊島区の区の木がソメイヨシノなんだそうです。春の訪れ、桜の開花とともに、Ｍ様のお住まいの屋根も屋根葺き替え工事できれいに生まれ変わります。

　
重量の重い瓦を撤去していきます。撤去した瓦は屋根の上でまとめた後、どんどんトラックへ積んでいきます。建物の規模や近隣などへの配慮から手おろしやクレーンなどを使い分けて降ろしていきます。

　
撤去した瓦の下には粘土砂がありますのでこれも一緒に撤去しました。砂袋はクレーンでまとめて降ろします。

　
トラックに乗せられた屋根の上から降ろしたすごい枚数の瓦。こうやってじっくりと瓦の裏まで見ると、一枚一枚を丁寧に焼いて作られているのがわかります。瓦はメンテナンスフリー素材、破棄してしまうのは少し勿体ない気もします。

瓦は重いと言われますが、おおよそ軽自動車（1台800kg）に換算すると約7～8台分の重量と言われています。重いですよね。屋根が重いことでお住まいの重心が上がり、地震の場合大きく揺れてしまいます。軽い金属屋根ですと瓦の約10分の1の軽さです。軽いですよね。屋根が軽くなれば重心も下がり、地震時の揺れも小さくなります。建物への負担も少なくなります。

瓦屋根のお住まいのお客様が屋根葺き替え工事を検討する際に、良く言われる「金属屋根」のイメージは「安っぽい」「かっこ悪い」「錆びるんじゃないか」「雨のあたる音がうるさいのではないか」などですが、そのイメージは一昔前のことです。今では飛躍的に性能も向上しておりますので、軽い屋根で地震に強い屋根のガルバリウム鋼板（金属屋根）は街の屋根やさんでもおすすめの素材です。

この後は、防水紙を撤去し野地板が傷んでいる場合は野地板を補修し、いよいよガルバリウム鋼板（金属屋根）で屋根葺き替え工事を行います。屋根葺き替えの完成が楽しみです。