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香芝市で取引先の工務店から依頼の新築住宅の屋根に立平葺きと換気棟
香芝市 その他の工事 新築住宅の屋根工事
【工事のきっかけ】
香芝市で新築住宅を建てることになり、いつもお世話になっている優和工務店さんに屋根工事をお願いすることにしました。
今までにも何度か一緒にお仕事をさせていただきましたが、とても丁寧に作業されている様子を見ていましたので、安心してお任せすることが出来ました。
今回の工事も期待通りの出来上がりで、とても満足しています。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 新築住宅の屋根工事
- 施工期間:3日
- 築年数:新築
香芝市で懇意にしている工務店さんからご依頼を頂き、新築住宅の屋根工事を行うことになりました。
今回の施工事例では、立平葺きと換気棟について少し詳しくご説明しようと思います。
現地に着くと、住宅の基礎はほぼ出来上がっていて、屋根と外壁の工事を残すのみとなっていました。
屋根に上ってみるとすでに
ルーフィング(防水紙)が張られていましたので、立平葺きガルバリウム鋼板を葺いていく作業からの開始となります。
今回、防水紙として改質アスファルトルーフィングが使用されていました。
屋根工事で汎用的に使用される防水紙にはアスファルトルーフィングがありますが、アスファルトルーフィングに合成樹脂やゴムなどを混ぜ合わせ、品質を改良したものが改質アスファルトルーフィングです。
アスファルトルーフィングに比べて温度変化に強く、高温でダレにくく、低温で割れにくいといった優れた特徴があり、耐久性も優れています。
また、タッカー留めで開いた穴を塞ぐセルフシール性の向上により、止水性もアップしています。
当社でも標準で使用している防水紙は改質アスファルトルーフィングです。
大屋根から下を見てみると、下屋根があるのが分かります。
下屋根とは差し掛け屋根ともいい、2階建住宅の1階部分に母屋から差し出して作られた
片流れの屋根の事です。
下屋根があるとその下の空間を有効活用できるのでとても便利ですが、屋根が増える分工事費用が高額になったり、外壁との接合部からの
雨漏りリスクが高まるなどのデメリットもあります。
庇は窓や出入り口の上に取り付けられている小さな屋根の事です。
下屋根に比べて面積が小さく、太陽の光が直接室内に入ることを遮る日よけや、雨水を入り込みにくくする雨除けの役割をしています。
庇があることで太陽光や雨水が直接壁や窓に当たらないので、汚れにくくなり、劣化もしにくくなります。
まず初めに、屋根のケラバに
水切り板金を設置していきます。
水切り板金は設置する場所によって名称があり、ケラバに設置する板金は
ケラバ水切りと言います。
水切り板金には屋根下地への雨水の侵入を防ぎ、屋根材の下に侵入した雨水を排出することで雨漏りを防ぐ役割があり、
雨仕舞と呼ばれます。
屋根にとって雨水は大敵なので、水切り板金の設置は重要な工程になります。
次に軒先に水切り板金を設置します。
唐草と言えば風呂敷の唐草模様などが思い浮かびますが、昔の建築では軒先などに葺く瓦の先端に唐草模様がついていることが多かったことから、軒先に取り付けられる板金のことを軒先唐草と呼ぶそうです。
そこから派生して、今ではケラバ水切りのこともケラバ唐草と呼ぶ職人さんもいるんですよ。
屋根材の立平葺きガルバリウム鋼板を葺いていきます。
立平葺きは
金属屋根の1つで、1枚ものの長尺の板金を縦に葺いていきます。
あらかじめ工場で加工された板金を使用するため工期が短い事や、板金の途中に遮るものがないので雨水がスムーズに流れるため、緩勾配の屋根でも雨漏りしにくいというメリットがあります。
素材のガルバリウム鋼板は、防火性・防錆性・耐久性が高いアルミ亜鉛合金メッキ鋼板で、耐用年数は20年以上とも言われています。
立平葺きによく似た金属屋根に瓦棒葺きがありますが、こちらは凸部に心木と呼ばれる木材が入っており、木材は経年劣化によって腐食しやすいので、最近では新しく瓦棒葺きで施工することはほとんどありません。
こちらの屋根には換気棟が取り付けられることになっています。
換気棟とは小屋裏の湿気や熱気を排出するために、屋根の棟部分に穴を開けて取り付ける部材の事です。
換気棟によって小屋裏を換気するシステムの事を棟換気と呼びます。
棟換気によって夏は室温を下げ、冬は嫌な結露を防ぎます。
金属屋根である立平葺きは、他の屋根材に比べ夏の暑さがこもりやすくなってしまうので換気棟がとても効果的で、冷房費の削減にもつながります。
換気棟を設置する部分を開けて、屋根全体に立平葺きを設置しました。
換気棟を取り付けるため、棟部分の立平葺きを立ち上げます。
立ち上げた立平葺きに沿って、シーラーと言うスポンジのような部材を貼っていきます。
棟のある屋根の頂上は横風が吹きやすく、雨水は横風によって横方向に降り注ぎます。
棟の下地として設置する貫板は木材ですので、雨水に晒されることによって腐食しやすくなるため、雨水を弾いてくれるシーラーを設置するのです。
換気棟を取り付ける部分にシーラーと貫板を設置し、換気棟の開口部に合わせて防水紙と野地板に穴を開けて捨て水切りを設置します。
棟部に穴を開けるので、雨漏りしないように十分な雨仕舞処理を施しておきます。
棟板金を設置したら大屋根の完成です。
棟板金と換気棟を設置して大屋根が完成しました。
換気棟には金属屋根用換気棟『i-ROOF』を使用しました。
『i-ROOF』は、2013年にグッドデザイン賞を受賞しており、年々増加している金属屋根材に特化した意匠性と機能性を保ち、施工の容易性を兼ね備えています。
屋根材と棟が同色で一体感があり、スタイリッシュな仕上がりになりました。
下屋根にも立平葺きを設置しました。
壁との取り合いには、大屋根の棟同様にシーラーと貫板を取り付けて板金を被せ、側面を釘でしっかりと固定しました。
立平葺きは緩勾配でも雨漏りしにくい屋根材と言われていますので、大屋根より勾配の緩い下屋根にも安心して設置出来ますね。
庇にガルバリウム鋼板を設置して工事の全工程が完成しました。
外壁との取り合いには取り合い板金を設置して、雨漏りを防止しています。
外壁部分に防水紙がはみ出していますが、このまま外壁工事担当へバトンタッチします。
ご依頼頂きありがとうございました。
私たちも住宅の完成を楽しみにしています。
【工事完了後】
棟板金と換気棟を設置して大屋根が完成しました。
換気棟には金属屋根用換気棟『i-ROOF』を使用しました。
『i-ROOF』は、2013年にグッドデザイン賞を受賞しており、年々増加している金属屋根材に特化した意匠性と機能性を保ち、施工の容易性を兼ね備えています。
屋根材と棟が同色で一体感があり、スタイリッシュな仕上がりになりました。
下屋根にも立平葺きを設置しました。
壁との取り合いには、大屋根の棟同様にシーラーと貫板を取り付けて板金を被せ、側面を釘でしっかりと固定しました。
立平葺きは緩勾配でも雨漏りしにくい屋根材と言われていますので、大屋根より勾配の緩い下屋根にも安心して設置出来ますね。
下屋根にも立平葺きを設置しました。
壁との取り合いには、大屋根の棟同様にシーラーと貫板を取り付けて板金を被せ、側面を釘でしっかりと固定しました。
立平葺きは緩勾配でも雨漏りしにくい屋根材と言われていますので、大屋根より勾配の緩い下屋根にも安心して設置出来ますね。
庇にガルバリウム鋼板を設置して工事の全工程が完成しました。
外壁との取り合いには取り合い板金を設置して、雨漏りを防止しています。
外壁部分に防水紙がはみ出していますが、このまま外壁工事担当へバトンタッチします。
ご依頼頂きありがとうございました。
私たちも住宅の完成を楽しみにしています。
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