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飯能市でセネターによる屋根カバー、フッ素樹脂塗料による外壁塗装
【工事のきっかけ】
屋根の状態が気になるため見てほしいとのことでお電話いただきました。
基本情報
- 使用材料:屋根材:デグラ社 セネター 外壁:フッ素樹脂塗料 雨樋:パナソニックPC50
今回は飯能市のこちらのお宅の方から、屋根の状態が気になるので見てほしいとお問い合わせ頂き、現地調査にお伺いいたしました。そのため、まずは現状の屋根や外壁の様子を確認した後、どのようなリフォームを行えばよいかご提案、具体的な工事内容を説明していきます。
まずは高所カメラで屋根の状態からチェックします。既存の屋根は化粧スレートの屋根でしたが、ご覧の様に所々に傷みが見られ、破損している様子が分かりました。
軒先部分を見てもスレート材がかなり破損しており、おそらく屋根材が剥がれ落ちていると思われる箇所が多くありました。割れた破片が飛び散り、ご近所の敷地に飛んでしまったり、強風時には人に当たったりする可能性もありますので危険ですね。雨樋も歪んでいるようですので、早急にリフォームを行う必要がありそうです。
続いて外壁の様子も確認していきます。既存の外壁はモルタルの外壁のようです。多少汚れがあるのが分かりますが、大きなひび割れなどはなさそうです。
目地のコーキング部分に関しては多少古くなってはおりましたが、そこまで酷い劣化ではありませんでした。コーキングは外壁の防水性を維持するために重要ですので、ひび割れや剥離が起きていないか、ご自宅の目地部分をぜひ確認してみて下さい。
手でこすってみるとチョーキング現象(白亜化)が起きているのが分かりました。こうして粉状になった塗料の顔料が手に付着するのは劣化が進行し防水性が落ちてきているサインになりますので、こちらも気になる方はぜひ、ご自宅の外壁で試してみて下さい。
現地調査を行ってこちらのお宅は屋根に関してはカバー工事を行い新しい屋根材を施工し、外壁に関しては塗装でリフォームをすることになりました。そのため、まずは作業がしやすいように足場をたてていきます。足場は施工を効率的にする他、職人の安全を守るためにも必ず設けていきます。
足場をたてましたらメッシュシートをはり、高圧洗浄時に水が飛散しないよう、また塗料の飛び散りを防止するようにしていきます。
屋根から洗浄作業を行っていきます。既存の下地の汚れを落としていくことで、この後に行う塗装やカバー工事のリフォームで施工する塗料、新しい屋根材などの耐久性や耐用年数を上げていきます。カバー工事においても下地となる屋根材がまず第一に重要ですので、こうしてメンテナンスしていくんですね。
洗浄が終わりましたら乾燥させていきます。同じ要領で外壁もしっかりと洗浄を行い、乾燥させてから塗装リフォームへと移っていきます。
洗浄作業が終わりましたら屋根カバー工事です。まずは既存のスレート屋根材の上から新しく防水紙を施工します。改質アスファルトルーフィングシートと呼ばれる種類の防水紙です。その名のとおり、アスファルトの材質で耐寒性や耐熱性に優れており、雨水が侵入してきても吸収し防いでくれる役割を担っている部材です。
軒先から順番に並べて、各シートは多少重なるようにしながら敷いていきます。今回使用している改質アスファルトルーフィングは日進工業のカッパ21という耐久性も高く、施工もしやすい防水紙です。
防水紙を施工しましたら写真の様に、その上から新しい屋根材を施工していきます。屋根は構造上、このように既存となる下地(野地板、今回のようにカバー工事の場合には既存の屋根材が下地)、防水紙、そして屋根材という形になっていきます。
屋根材を一枚一枚丁寧に施工していきます。今回施工するのは超軽量で耐震対策にもなる高耐久屋根材「セネター」です。セネターはガルバリウム鋼板に天然石が施工された人気の屋根材で、多くの建物や施設などで使用されている商材になります。
下屋根にも同じくセネターをカバーしていきます。軽量で軽い屋根材ですので、近年多い地震への対策としても有効です。地震は屋根に重みがあるほど重心が高くなり、震動も大きくなるとされていますが、軽量であれば重心も低くなるため揺れも小さくなるからです。
無事カバー工事が終わりました!天然石で意匠性も高いセネターですが、それ以外にも独自の工法により一枚一枚ビスでしっかりと取り付けられるため強風で捲られにくい、そして断熱性や遮音性もよく、なにより雪が滑り落ちにくいため落雪対策にもなる屋根材です。リフォームの際にはぜひご検討ください!
屋根カバー工事が終わりましたので続いて外壁塗装に入っていきます。まずは養生作業を行っていきます。塗装リフォームの前には必ず、塗料の飛散を防止するために、写真の様に養生用のポリシート、そしてマスキングテープを使用して養生をします。
新しい屋根材にも塗料が飛んでしまわないようにカバーしていきます。通行したりしてその上を通る場合には滑らないような加工がしてあるポリシートを敷いていきます。
養生の準備が整いましたら塗装へと進みます。まずは下塗りの作業からです。下塗りはベースとなる既存の外壁と新しく施工する塗料の密着効果を上げるためにも重要な塗料になります。また、上塗りした塗料が外壁に吸い込まれ過ぎるのを防止し、ムラが出ないようにする効果もあります。
下塗りが乾燥しましたら中塗りを行います。この中塗りの後に上塗りと行い、塗膜を厚くして耐久性を上げていきます。重ね塗りを行うことで、より膜厚がつきますので、耐用年数も伸びる効果があるんですね。
上塗り後もしっかりと乾燥させていきます。今回使用している中塗り・上塗り塗料は高耐候性のフッ素樹脂塗料になります。従来のものと比べて、太陽光の紫外線により劣化する塩素が入っていない「塩素フリー」のフッ素樹脂塗料になりますので、より長く建物を守ってくれる効果が期待できます。
今回こちらのお宅はツートンカラーですので、同じ塗料でホワイトカラーのものも使用して塗装を行います。このフッ素樹脂塗料は親水性塗膜で汚れにも強く、メンテナンスの手間が掛かりにくい優れた塗料ですので、気になる方はぜひ外壁リフォームに取り入れてみて下さい♫
外壁塗装が完了しましたので、最後に付帯部部分の塗装の行程へと移ります。まずは軒天部分です。軒天は屋根の裏側部分になりますが、こちらも雨に濡れたりして劣化していきますので、塗装を行い耐久性を上げていきます。
破風部分も同様に塗装します。外壁や屋根の塗装リフォームと同じく、ローラーによる手塗りの工法でしっかりと丁寧に塗装を行っていきます。
塗りにくい細かい箇所や写真の様に角などの部分は刷毛も使用しながら丁寧に塗料を塗布していきます。軒天は劣化した場合には塗膜が剥がれたり、酷い場合には穴が開いたりしますが、今回の場合には塗装でのメンテナンスでOKです。酷い破損の場合には軒天板の交換やカバー工事などをご検討ください。
下塗り、中塗り、そして仕上げの上塗りという形で重ね塗りを行い、こちらもしっかりと膜厚をつけて剥がれないように施工していきます。
続いて雨戸になります。こうした金属部分も紫外線や雨などの影響で塗料が劣化、剥がれ、サビなどの症状が経年劣化で出てきます。金属部分の場合にはケレン作業でまず表面をキレイにし、サビ止めを塗布、そして塗料を施工します。
シャッターボックスも同様の手順で行っていきます。こうした付帯部は外壁や屋根リフォームと一緒に行えば、人件費や手間、足場代などが節約できお得になります。
換気カバーも同じく塗装していきます。こちらもケレンでサビを落として下地処理した後、重ね塗りをしていきます。
写真のような水切りもメンテナンスしておきたい部分になります。外壁から雨水が伝って流れてくる箇所になりますので、意外に劣化しやすく腐食してしまう場所になります。こうした部分も刷毛で丁寧に塗装、メンテナンスを行います。
施工が完了しました!
ボロボロに劣化し欠けてしまっていたスレート屋根からリフォームされ、
屋根カバー工事で新しく超軽量で天然石チップが美しい屋根材「セネター」になり、
意匠性も耐久性も大きく向上しました。
破風などの付帯部も塗装によりリフォームしましたので、
全体的な美観も良くなりました。
雨戸や換気カバー、雨樋も交換しましたのでキレイです。
外壁の様子になります。
耐久性の高いフッ素樹脂塗料で汚れにも強く、耐候性にも優れています。
弾性塗料ですので、ひび割れ対策にも良く地震の時でも安心です。
全体の外観になります。
ブラウンとホワイトカラーの2色でアクセントもありオシャレですね。
今回施工費として
屋根カバー工事、外壁塗装工事、雨樋交換、付帯部塗装
などで合計 約170万円ほどの施工費用となりました。
街の屋根やさん所沢店では、所沢市、入間市、飯能市などのエリアで
こうしたカバー工事や塗装リフォームなどを行っております。
ご自宅の状態が気になる方はぜひ一度、お気軽にご相談下さい♫
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