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泉大津市で雨漏りが発生!瓦のズレを補修しラバーロックしました
【工事のきっかけ】
泉大津市の雨漏り修理の施工事例です。
S様邸は築50年で、木造・2階建ての住宅です。
雨漏りが発生したのは2階の和室の天井で「1か月前の台風の大雨で雨漏りしたので修理してもらえませんか」とのご相談をいただきました。
屋根を確認すると、漆喰のメンテナンスがされていて一見きれいな屋根に見えましたが、全体的に瓦が軒先方向にズレて、至る所に隙間が生じている状態でした。
棟の漆喰も正常で、瓦の飛散や割れもなかったことから雨漏りの原因は「瓦のズレ」の可能性があるとの見解で、瓦のズレを修正することになりました。瓦を修正しても今後また同じようにズレる可能性がありますので、シーリングで瓦と瓦を繋いで補強する「ラバーロック」を行い、耐久性を向上させています。また、風や揺れの影響を受けやすい袖瓦は1枚1枚ビスで固定しているので安心です。
基本情報
- 施工費用:足場費用・・約19.5万円(税込み)瓦ズレ修復及び固定工・・約27万円(税込み)
泉大津市で行った雨漏り修理の施工事例です。
「1か月前の台風の大雨で雨漏りしたので修理してもらえませんか?」
とのご相談をいただきました。
現地調査で雨漏りしているお部屋の上の屋根を確認すると、
屋根面に葺いている瓦が全体的に軒先方向にズレていることが分かりました。
他に瓦が割れたり飛散している箇所や不具合が見受けられなかったので、
雨漏りの原因の可能性が高い瓦のズレを修正するご提案をさせていただき、工事に至ります。
●●● S様邸の基本情報 ●●●
● 築50年
● 木造・2階建て
● 土葺きの瓦屋根
●●● ご相談内容 ●●●
1か月前の台風の大雨で2階のお部屋の天井全体に雨漏りしたので修理をご希望
◆ 雨漏りの原因の可能性がある箇所 ◆
屋根面に葺いている瓦が全体的にズレて、隙間があいている為、そこから雨水が浸入浸入している可能性がある
◆ 雨漏り修理のご提案 ◆
● 足場の設置 ●瓦のズレの修復
● 袖瓦のビス留め補強 ● 屋根全体の瓦のラバーロック
S様邸の屋根を確認すると、上がった瞬間に「きれいだな」と思いました。
それは真っ白な漆喰が目に飛び込んできたからです。最近漆喰の詰め直しをされたのか、美しい状態でした。
漆喰が手前に出過ぎているなど、その施工方法が原因で雨漏りすることがあるのですが、S様邸は問題ありませんでした。
漆喰のメンテナンスをご検討されている方へ ↓↓↓
漆喰はきちんとメンテナンスされており、瓦が割れたり飛散している箇所もありませんでしたが、雨漏りの原因の可能性がある箇所を見つけました。
それは「瓦のズレ」です。
台風の強風の影響か、経年で起こったことか確定できませんが、屋根面全体の瓦が軒先方向にズレて隙間が生じていたのです。
瓦のズレが気になる方へ ↓↓↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⚠ 屋根面には屋根の頂部から雨水が流れてきますので、そこに隙間があくと内部にどんどん浸入してしまいます!
また、土葺きの屋根は下地に土を敷いて瓦を固定していますので、瓦の内側に雨水が廻りこむとで土が流れて瓦の固定力が低下してしまいます。
そうなると、更に瓦のズレがひどくなり、台風や地震が発生した時に瓦が飛散・落下する可能性が高くなってしまいます。
S様邸は袖瓦にもズレが生じていました。
袖瓦とは屋根の傾斜面の一番端、雨樋が付いていない面に葺く瓦のことです。
袖瓦は屋根の端にあることから、強風や揺れの影響をまともに受けてしまいます。
近年、台風が接近したり、上陸していなくても突風に見舞われることがありますし、大地震もいつ発生するか分からない状況下にあります。
被害に遭いやすい袖瓦はすべてビスで固定して補強することになりました。
瓦のズレを修正すると雨水が内部に浸入するのを防ぐことができますが、今後また同じようにズレてきてしまいますので、シーリングで瓦同士を繋いで補強する「ラバーロック」を行うことになりました。
「ラバーロック」と聞いてもいまいちピンとこない方がおられるかもしれません。
下記でラバーロックについて分かりやすくご紹介します。
◇◆◇ ラバーロック工法ってどんな工法? ◆◇◆
ラバーロックとは、屋根を修繕するための工法のひとつです。
瓦と瓦の取り合いにシーリングを充填し、瓦同士を繋いで補強することで、
瓦がバラバラに飛散したりズレるのを防ぐ効果があります。
シーリングを充填する箇所は瓦の山状の部分とその下の側面と決まっています。
雨水が流れる部分にシーリングを充填すると雨漏りの原因になってしまいますので、
必ず適切に処置しないといけません。
☆ラバーロック工法について更に詳しくご紹介しています ↓↓↓
それでは、S様邸の雨漏り修理に伴う屋根工事の様子をご紹介します。
まずは、屋根修理を安全に行うために仮設足場を設置しました。
S様邸は屋根全体が修理箇所になりますので、屋根の周囲を囲うかたちで足場を設置しました。
◆ 屋根の修理は屋根職人が行います ◆
屋根は雨水から住まいを守る重要な部分で作業も繊細です。
街の屋根やさん岸和田店では屋根の構造をよく理解している熟練の屋根職人が作業させていただきます。
まずは、瓦のズレを修正していきます。
袖瓦のズレも修正していきます。
ズレを戻す作業には時間を要しますが、コツコツ作業を進めます。
袖瓦は屋根面の一番端に葺く瓦ですので、構造上、瓦を載せている状態になります。そのため、風や地震の被害を受けやすいのでビスで固定することになりました。
◆ 袖瓦を固定する瓦補強用のビスです ◆
瓦に穴をあけて葺き土の下にある木下地に向かって固定しないといけないので、ビスが短いと下地まで届きません。
この瓦補強用のビスには、パッキンが付いていますので、ビス頭から雨水が染み込むリスクを低減することができます。
屋根の木下地の位置に合わせて瓦に穴を開け、先ほどの瓦補強用のビスでしっかりと固定していきます。
ビスは釘と違って締め付けによって固定するため、緩みにくく抜けにくいというメリットがあります。
雨漏りしていたお部屋の上の屋根の袖瓦すべてをビスで固定して補強させていただきました。
袖瓦を固定したビスにはパッキンが付いている為、ビス頭から雨水が染み込みにくい形状になっていますが、パッキンが経年で傷んでくると隙間ができますので、シーリングを充填して2重に防水しました。
ビス頭にシーリングを充填しておくと、ビスの緩みを防止できますし、パッキンがシーリングで隠れるので長持ちします。
◆ ラバーロックで使用するシーリングです ◆
ラバーロックで瓦1枚に充填するシーリングの量は少ないですが、屋根全体をラバーロックするとなるとかなりの量のシーリングが必要になります。
◆ ラバーロックの様子 ◆
瓦の山状の部分とその下の側面にシーリングを充填していきます。
⚠ 雨水が流れる部分(瓦の下端)にシーリングを充填すると雨漏りしてしまいます!
棟瓦にもシーリングを充填してラバーロックします。
棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、そこに葺く瓦の総称を「棟瓦」と言います。
棟は屋根面よりも突き出た形状で、更に屋根の高い位置にあることから、風や揺れの影響を一番受けてしまう箇所です。
銅線で固定されていますが、ラバーロックにより更に耐久性を向上させました。
◆ ラバーロック完了です ◆
ラバーロックは適切な工法で行わないと、雨漏りしてしまいます。
また、瓦がズレている場合、ズレを戻してから行わないとズレたまま固定されてしまいます。
⚠ 業者にラバーロックを依頼する場合は「瓦のズレは無いか、あればズレの修正をしてくれるのか」「どのような工法で行うのか」きちんと確認しましょう。
「遠方に住んでいるので、たまに様子を見に行ってるんですが、その時に雨漏りしていて驚いたんです。調査から工事まで任せっきりになってしまってすみません。きちんと修理していただいたので安心しました。ありがとうございました」
S様の心配事が解消されて良かったです。
また、強い雨が降ったあとなどに確認していただき、気になることがありましたらご相談ください。
ありがとうございました。
葺き土の乾燥により不安定になっていた瓦をラバーロックしたので、屋根の上を歩いてもガタつくことが無くなりました。
【工事完了後】
葺き土の乾燥により不安定になっていた瓦をラバーロックしたので、屋根の上を歩いてもガタつくことが無くなりました。
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