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熊本市西区にて台風被害で雨漏りした屋根の現地調査を行いました
更新日:2021年5月26日
熊本市西区のお客様より台風で雨漏り被害を受けたとご相談があり、現地調査に向かいました
詳しくお話を聞くと・・・
『台風が来た後から、雨の日に天井からポタポタと水が落ちてくるようになった。
自分では問題箇所が分からないので調査してほしい。』
との事でした。
台風の後は、やはり雨漏りのお問合せが多くなります
雨漏りに気付いてすぐにお問合せくださったので、出来る限り被害を最小限に抑えたいですね
雨漏り被害がある天井クロスから見せていただきました
写真では少し分かりにくいですが、
クロスの端が少し浮いており、雨の日はこちらから雨水が落ちてくるそうです
押し入れに天井内部に入れる点検口がありました。
天井内を確認すると
雨漏りした跡がついて変色している事が分かります。
このまま雨漏りを放置すると建材の劣化にも繋がりますし、湿気が多い事でカビやシロアリも発生するかもしれません
こちらの雨漏り部分の屋根は、高い屋根と低い屋根の接合部分でしたので、屋根に上がってその辺りを重点的に調査してみます
こちらは建て材の変色が見られた箇所のちょうど上あたりです。
この周辺を中心に、屋根の上で7箇所の問題を発見しました
①軒天と壁の間に隙間ができている
本来なら隙間なくぴったりとついているはずですが、隙間ができています。これでは雨水が入りこんでしまいます。
②壁のサイディングにひび割れ
紫外線や風雨を受けて劣化し、ひび割れしたのでしょう。
③破風板と屋根の間に隙間ができている
隙間ができている為、雨風が強い日はこちらからも雨水が侵入してしまいます。
④ケラバ唐草の下り幅が短すぎる
ケラバ唐草とは、雨水を水切りして、内側の木部に雨水が流れていかないようにする目的で取り付けられる屋根部材です。
こちらのケラバ唐草は下がり幅が短すぎる為、
破風板の方まで雨水が流れ込んでいる可能性があります
⑤コーキングの劣化によるひび割れ
棟板金のコーキングが劣化で固くなってしまい、ひび割れが発生していました

コーキングは隙間を埋めて水の侵入を防ぐ効果があります。
しかし、紫外線や風雨に長年さらされていると劣化でひび割れや剥がれが生じてくる為、7~10年くらいで打ち替えが必要です。
⑥棟板金の釘が抜けている
棟板金を留める釘が浮いていたり抜けている箇所がありました。
屋根で一番高い位置にある棟板金は、昼間日光にさらされて温度が高くなります。
金属性である棟板金は熱により膨張を繰り返し、釘がだんだんと抜けていってしまうのです
釘の抜けは雨漏りだけでなく、棟板金の飛散や下地の劣化にも繋がる為、定期的に点検することをお勧めします
⑦スレート屋根にひび割れ
スレートは軽くて加工がしやすい屋根材ですが、
その反面割れやすい特徴もあります
経年劣化で塗装が剥がれてくると、強度も防水性も下がり、ひび割れや苔が生える原因となります。
スレート屋根は、少なくとも10年に1度は塗装メンテナンスが必要です
ご提案内容
隙間がある箇所・ひび割れ(問題箇所①②③⑤⑦)→コーキング材で隙間を埋める
短すぎるケラバ唐草(問題箇所④)→新しいケラバ唐草を上から重ねて十分な長さにする
棟板金の釘抜け(問題箇所⑥)→釘を打ち込んだ上、コーキング
今回は屋根において各所で問題点が見られました。
築年数も経っていたので、全面的な塗装や葺き替えのお話をさせていただきました

お客様とご相談の上、塗装や屋根の葺き替えもご検討していただければと思っております。
街の屋根やさん熊本店では、お客様のご質問やご希望を聞きながら工事のご提案をさせていただきます

必要な工事のご提案はさせていただきますが、ご要望などがあればお気軽にお伝えくださいね

この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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