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鴻巣市で工場屋根の修繕を実施！折板屋根をカバー
上尾市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
オーナー様より、工場屋根の雨漏りについてご相談を受け無料調査を行った結果、カバー工法による折板屋根（せっぱんやね）の修繕をご提案し、ご注文いただきました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(金属)
- 施工期間：10日間
- 築年数：40年
- 施工費用：3,500,000円
- 使用材料：折半屋根
- 保証年数：10年
こちらは、ご相談いただいた折半屋根です。
折板屋根は、台形の形をした金属の板を規則正しく並べた金属屋根のことであり、折半葺きとも呼ばれています。
おそらく、「これなら近所の工場屋根にある」という方が多いのではないでしょうか^^
今回の工場屋根のように、勾配が緩やかな折半屋根の弱点は、ズバリ雨水が流れにくいことです。
このため、雨水が滞留するだけでなく、サビやすくなります><
折板屋根の理想的なメンテナンスは、定期的に塗装を行って寿命を延ばす方法です。お手入れを行わず雨漏りが発生した場合は、屋根全体が傷んでいる可能性があるため、抜本的な修繕が望ましいといえます( ^ω^ )
また、屋根材を固定するビスのサビも弱点箇所です。
ビスのサビに防水パッキンの劣化が加わると、そこから雨水が浸入するようになります(//∇//)
また、複数個のビスの劣化、脱落が生じると、強風により捲れる危険性も・・・
ビスも屋根全体で劣化するため、抜本的なメンテナンスが必要となります。
折板屋根の抜本的な修繕には、屋根葺き替えと屋根カバー工法の2通りがあります。それぞれの違いは以下のとおりです。
今日では、既存の屋根材を撤去しないため、工事費が低減でき、かつ工期も短くなる屋根カバー工法がよく採用されています^^
折板屋根のメンテナンスについては、こちらの記事もご覧くださいね。
タイトフレームは、屋根材を固定するため梁に取り付ける金具ですが、カバー工法を行う時は、既存の屋根の上に設置します。
実は、折板屋根の屋根材は、縦方向に繋ぎ目を設けない1枚ものであるため、1枚1枚が長いだけでなく、重量もあるんです。
1枚の長さによるものの、倉庫や工場屋根のクラスになると、大型トラックで搬入してクレーンを用いて屋根の上に運びます。
クレーンの操縦者と誘導員が、呼吸を合わせて慎重に屋根材を上げています。
この写真を見ると、いかに屋根材が大きい（長い？）か分かりますね^^
始めに、水上部分のパラペットを設置します。
屋根の傾きがほとんどないとはいえ、片流れ構造で微妙に傾斜がついているんですよ〜
水上部分（一番高い部分）に、このようにパラペットを設置し、その下を面戸（めんど）で塞いでいます。
つづいて、壁がある方に最初の1枚を設置して、そこから順番に並べていきます。
順番に並べるといっても、実は非常に難しいんです。
というのは、屋根材に穴をあけてボルトを通しながら並べていて、穴の位置が微妙にズレてしまうと、長手方向にゆがんだり、台形の上辺がズレたりするからなんです。
ここに、金属屋根を専門とする職人さんの技術が詰まっています٩( ‘ω’ )و
新しい屋根材を全て敷き終えて固定すると作業完了です。
今は施工直後でもありピカピカ光っているものの、経年により表面の塗装が劣化してしまいます。できれは、塗装など定期的にメンテナンスしてあげましょう(๑>◡<๑)
こまめなお手入れが、トータルのランニングコストを下げるコツですよ〜
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