塩尻市広丘吉田のお宅の屋根・外壁塗り替え塗装の様子をご紹介いたします。まずは屋根の長年の汚れや、塗膜のチョークを高圧洗浄機で洗い流していきます。

外壁の塗り替えも伴う工事になりますので、樋や鼻先も高圧洗浄を行います。屋根のみ塗装のご注文でしたら、樋や破風・鼻先は塗装を致しませんのでご了承くださいませ。

今回の屋根塗装ではお施主様の御希望が、耐候年数が長い遮熱塗料にしたいとの事でした。弊社一押しのフッ素樹脂塗料メーカAGCコーテック社『ルミステージサンバリアGT』を施工致しました。一般的な塗り替えは3回塗りですが、このルミステージ水性サンバリアGTの施業工程は4回塗りとなります。

下塗り剤で施工致しますのは、『ボンエポコート＃55MP』です。こちらの材料はリン酸亜鉛を防錆顔料として使用する防錆下地剤となります。船舶などにも使用いたします非常に強いさび止め塗料です。

下塗りが済みましたら中塗り作業です。今回のルミステージサンバリアGTは中塗り剤と上塗り剤が別物となります。中塗り剤は『ルミステージサンバリア中塗り（上塗り共色）』です。一般的な塗装では中塗り剤と上塗り剤は同じ塗料を施工致しますが、ルミステージサンバリアはこだわりの別剤となります。写真上半分は上塗り、下半分は中塗りです。

ご覧の写真は中塗りの完了写真ですが、この輝きを見ると仕上がった様にみえますね。今回のルミステージサンバリアGTは強溶剤ですので塗膜が強く輝きも半端じゃありません。

上塗り剤で使用いたしますのが『ルミステージサンバリアGT』です。こちらの材料も非常に強い材料です。古い塗膜がサビて浮いているような屋根に塗装致しますと、古い塗膜を引っ張てしまいますので、強溶剤塗料を施工するときは、下地をよーく確認しなければなりません。

あまりに強い材料のために、施工時に使用する道具のウールローラーの毛も引っ張り落としてしまうほどです。もちろん落ちて塗膜に付いたウールローラーの毛はそのたびに回収致します。手間がかかりますが職人もお施主様のために頑張っております。